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2008年4月24日 (木)

Princeのオーバー・プロデュースが顕著なMavis Staples作品

"The Voice" Mavis Staples (Paiseley Park)

_20190105_7 私はMavis Staplesの"We'll Never Turn Back"を昨年のベスト・アルバムの一枚に加えているが,Ry Cooderの素晴らしいプロデュースと助演とも相俟って,Staplesが最高の歌唱を聞かせていたと思う。そのMavis Staplesが一時期Princeと共演していたというのは今となっては信じ難いが,本作ではそのPrinceが製作総指揮に当たっている。私はPrinceをある程度評価しているので,StaplesがPrinceと共演するとどういうことになるかという興味だけで中古で拾った一枚である。

結論から言えば,Princeがからんだファンク・アルバムとしての出来は悪くないのだが,これは歌い手がMavis Staplesである必要がないアルバムのように思える。あまりにもPrince色に染まり過ぎなのである。これだけPrinceが作曲やプロデュースあるいは演奏に参加していれば,そうなっても仕方がないのかもしれないし,そこがPrinceの凄いところだと言えばそのとおりである。しかし,本作のタイトルではないが,私のようにMavis Staplesの「声」そのものが好きな人間にとってはやはりこれは行き過ぎである。

これに比べれば"We'll Never Turn Back"やJoe Henryがプロデュースした"I Believe to My Soul"はMavisの声をしっかり活かしたものであるように思う。Ry Cooderでさえやり過ぎと言う評論家もいたように記憶するが,彼らはこのPrinceはどう評価すると言うのだろうか。いずれにしても私にはあまりにもToo Muchである。星★★。

参加ミュージシャンが多いので,Personnelは省略するが,目立っているのはPrinceとSanbornとも共演が多いRicky Petersen。親父のPops Staplesもバックグラウンド・ヴォーカルで参加しているが,きっとやりにくかっただろうなぁ。

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