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2008年4月26日 (土)

かなり確実になごめるJohn Sebastianの佳作アルバム

John_sebastian "Tarzana Kid゛ John Sebastian(Reprise)

このアルバムは結構懐かしい。私は繰り返し書いてきたように,結構シンガーソングライター好きである。これは私の従兄の影響もあるのだが,こんなアルバムをティーンエイジャーの頃から聞いていてよかったのかどうかという疑問はあるにせよ,結構早い時期からカット盤(死語!)で聞いていたアルバムである。

このアルバムの何かいいかと言えば,この何とも言えないレイドバックしたというか,ゆるゆるというか,どう表現していいのかわからないルーツ・ミュージック的な音楽が展開されているという点につきる。こうしたゆるいグルーブは今聞いても心地よいが,その昔私は本当にこれを聞いていいと思っていたのかと思わず回想モードに入ってしまう。いずれにしても,私がこのアルバムに関心を抱いた最大の原因は参加しているメンツによるところが大きい。もちろん,冒頭の゛Sitting in Limbo"から全編を通じてSebastianの歌唱も大いに楽しめるのだが,特にアメリカン・ロック好きにとってはそれでもやはりバック(下のメンツを見よ!)に目が行ってしまうのが人情である。

このアルバム,全体を通じていい出来だと思うのだが,ただ最後に収められたインスト曲゛Harpoon゛だけは出来そこないのフュージョン的映画音楽みたいで,どうも居心地が悪い。この違和感も買った当時から変わらないのだが,なんでこんな曲を入れたのかねぇ。明らかに浮いている。この曲があるゆえに星★★★★になってしまうが,ほかの曲は本当にすばらしい出来。本家Lowell Georgeを迎えたSebastian版"Dixie Chicken゛も結構楽しめる。それにしても総収録時間が30分そこそこというのは今のセンスでは本当に短い。通勤時間で結局2.5回聞いてしまった。

尚,TOTOのDavid Paichがストリングスのアレンジをしているが,これは彼にとっても結構早い時期の仕事ではないだろうかと想像している。

Personnel: John Sebastian(vo, g, dulcimar, hca, banjo, marimba), Russell Dashell(g), Amos Garrett(g), Jerry McKuen(g), Lowell George(g, vo), Ry Cooder(g, mandolin), Buddy Emmons(steel-g), David Grissman(mandolin), David Lindley(vln), Kenny Altman(b), Milt Holland(ds), Jim Gordon(ds), Kelly Shanahan(ds), Bobbye Hall(perc), Richie Olsen(cl), The Pointer Sisters(vo), EmmyLou Harris(vo), Phil Everly(vo), David Paich(strings arr)

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コメント

はじめまして。
この人の声も良い感じです。

投稿: Mercedes | 2008年4月26日 (土) 04時25分

Mercedesさん,はじめまして。コメントありがとうございます。

シンガーソングライターを聴く場合,Bob Dylanのようなスタイリストは別として,やはり声というのが愛聴盤となるかどうかを大きく左右しますね。

そういう意味でJohn Sebastianは飽きのこないいい声をしていると思います。

引き続きよろしくお願いします。

投稿: 中年音楽狂 | 2008年4月26日 (土) 09時26分

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