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2008年3月19日 (水)

Pedro Aznarの声はやはり素晴らしい

Aznar "En Vivo" Pedro Aznar(Tabriz)

Pedro Aznarと言えばジャズ・ファンにとってはPat Metheny Groupでの活動を通じてメジャーになったと言って間違いのないところである。PMG諸作で聞かせたAznarの声はそれは素晴らしいものであったわけだが,これは本国アルゼンチンでのコンサートの模様を収めたライブ盤である。

私はAznar個人の音楽について詳しく知っているわけではない。昔,Pat Methenyが参加したソロ・アルバムを買ったことはあるが,何だかピンとこなくてもう何年も聞いていない。そういう意味ではやはりPMGにいるからこそAznarは光ると思っていたが,このアルバムを聞いてその認識を改めざるをえなくなった。以前に聞いたソロ・アルバムよりはるかにいいのである。聴衆は熱狂的に反応しており,一部の曲では一緒に歌っているわ,手拍子は打つわと盛り上がっている。こうした演奏を聞くと,Aznarの本国での立ち位置がよくわかるような気がする。つまり彼はジャズ・フィールドの人ではなく,あくまでもポップ・フィールドの人なのである。そうした点を鑑みれば,本来の音楽性はそうした人なのである。

そうは言っても,PMGの時に聞かせたAznarの美声は健在である。ここではクァルテットという小さい編成で,Aznarが優れたヴォーカルとベースの演奏技術(マルチ楽器奏者と言われるAznarの主楽器は実はベースなのである)を示すとともに,ゲストを迎えてときに賑々しく,ときに渋く,ときに楽しい演奏を聞かせる。Aznarの弾くベースもコーラスをきかせたり,フレットレスを使ったりと多彩である。本当に大したミュージシャンではないか。

いずれにしても,アルゼンチンだからと言ってラテン一本槍の演奏ではないから,一般の音楽のリスナーにも十分受け入れられるはずである。値段も手頃なので,入手までは時間が掛かっても聞いてみる価値はあると思う。星★★★★。それにしてもIvan Linsの"Septiembre"にしろ,Lennon/McCartneyの"Julia"にしてもはまり過ぎである。たまらん。

Recorded Live at Teatro nd Ateneo on August 9 &10, 2002

Personnel: Pedro Aznar(vo, g, b, perc), Aleandro Deviries(key, perc, vo), Diego Clemente(g, woodwinds, vo, perc), Facundo Guevara(perc) with Guests: Angela Irene, La Chilinga, Mono Fontana, Lito Epumer and Charly Garcia

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コメント

Pedro Aznarは、私は結構好きで、数枚所有しています。
metheny参加作は、Contemplacionと思いますが、おっしゃる通り彼の真骨頂は、このアルバムにはないと思っています。

1stの"Septiembre"の印象が強烈でした。

"En Vivo"も持ってまぁす(^^)

oza。さん、コメントありがとうございます。さすがです。

Aznarはこれもよかったので、何枚か注文中ですが、デリバリーに時間が掛かっています。また教えて下さい。

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