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2008年3月 8日 (土)

しみじみするEverything But the Girl

Acoustic "Acoustic" Everything But the Girl (Atlantic)

私がこのアルバムを買ったのはNYC在住中(それも帰国直前)のことである。Ben WattやTracey Thornのことは昔から知っていたが,バンドとしてのEBTGに目覚めたのは,ファンの間ではオーバー・プロデュース作としてあまり評判のよろしくない"Language of Life"でのことである。私はそこに入っている"Driving"に心底痺れていたし,そもそもそのアルバムにはTommy LiPumaプロデュースということもあり,Stan Getz(!)やMichael Breckerをはじめとするジャズ系ミュージシャンも結構参加していたのである。そうした流れで,次作"Worldwide"も聞いていたが,私をさらにディープに捉えたのがこのアルバムである。

何と言っても収録曲,特に冒頭5曲に収められたカバー曲が素晴らしい。Micky & Sylviaの"Love Is Strange",Bruce Springsteenの"Tougher Than the Rest",Cyndi Lauperの"Time After Time",Elvis Costelloの"Alison",Tom Waitsの"Downtown Train"ときてはこれはたまらん。それをしかも最小限の伴奏でやられては無条件降伏である。特に"Alison"が最高である。

このほかの曲はEBTGのオリジナルを基本的に2人だけでプレイするというのを原則としている(2曲のライブも含まれる)が,ここには先述の"Driving"のピアノ伴奏バージョンが入っており,これでまた私は参ってしまうのである。

とにかく歌がうまい人が,いい曲を歌えばそれだけでも悪いわけがないのである。しかもあのTracey Thornの声でやられては何をかいわんやである。本作はいつ聞いても私はしみじみあるいはほのぼのしてしまうし,EBTGのEBTGらしさが最もピュアなかたちで感じられるように思う。コアなファンには別の意見もあるが,実は私は彼らのアルバムでこれが一番好きかもしれない。ということで,皆さんにも聞いて欲しいという思いも込めて星★★★★★。

Personnel: Everthing But the Girl: Ben Watt (g, p, vo), Tracey Thorn(vo) with Steve Pearce(b), Damon Butcher(key), Martin Ditcham(perc), Dick Oatts(ss)

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