Ralph Townerがジャズ的セッティングで演奏すると...
゛Nomad's Notebook" Andy Middleton(Intuition)
これはRalph Townerが参加したアルバムでもかなりストレート・ジャズ色が濃い作品と言っていいのではないかと思う。なんてたってベースはDave Hollandである。
リーダーのAndy Middletonについてはよく知らないのだが,教育者としても活動しながら,Maria Schneiderのビッグバンドにも参加しているようである。彼のWebサイトにはJoe Lovano,Michael Brecker,Dave Liebmanなどの錚々たるミュージシャンからの賛辞が並んでいるが,そうだからと言って,ゴリゴリのジャズをやっているかというと,決してそんなことはない。Ralph Townerの参加がそうした演奏を生んだのかどうかは定かではないとしても,ニューヨーク録音ながらヨーロッパ的(北欧と言うよりも英国的と言った方がよいかもしれない)な感覚を与える演奏だと思う。
そうだとしても,冒頭に書いたとおり,こうしたセッティングでのTownerを聞けることは大変珍しいことであり,Townerのファンにとってはこれはこれで貴重なセッションである。6弦クラシック・ギター,12弦,ピアノにTownerらしさを爆発させている。星★★★★。やっぱり私はTownerには甘いなぁ。
Recordedon September 17 & 18, 1998
Personnel: Andy Middleton(ts, ss), Ralph Towner (g, p), Dave Holland(b), Alan Jones(ds), Jamey Haddad(perc, vo), Noah Bless(tb), Henry Hey(p)
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コメント
ご無沙汰しております。
Dave Hollandに反応してコメントです。
去年の8月に週末旅行でNYCへ行ってきました。私たち夫婦にとってNYC=BULE NOTE…というので、滞在中Dave Hollandのライブを見てきました。
いや~、凄かった~!!流石もサスガ!というか、非常にタイトな演奏で久しぶりに良いものを見たと言う感じでした。
そのときのSAXがAntonio Hartでして、この人がまた良い音を出すんです。
彼は教育者でもあり、先日私の通う大学にコンサート(授業の一環なので無料です)にやって来ました。もちろん凄かったです。
彼のアルバム”All We Need(2004)"もなかなかですよ。
投稿: Mrs. Smith | 2008年3月 1日 (土) 14時53分
Mrs. Smithさん,コメントありがとうございます。Antonio Hartですか。Dave HollandのバンドのレギュラーはChris Potterのはずですが,今回はトラということでしょうか。Hollandのビッグバンドでは共演してますから,不思議はないですが。
HartはRoy Hargroveとやっていた頃の勢いはないとは思いますが,どっこい生きてるというのが伝わってきます。今度,試しに聞いてみようと思います。
投稿: 中年音楽狂 | 2008年3月 2日 (日) 08時21分