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2008年2月 6日 (水)

Lizz Wrightを初めて聞いた

Lizz_wright "The Orchard" Lizz Wright(Verve Forecast)

Lizz Wrightという人の名前は前から知っていたし,デビュー・アルバム"Salt"のジャケが結構今までも気になっていたのは事実なのだが,今まで彼女のアルバムは聞いたことがなかった。しかし輸入盤屋をうろついていてこのアルバムの曲を聞いたとき,私はビビッドに反応してしまったのである。素晴らしい声である。

はっきり言ってこれをジャズ・ボーカルと呼ぶには相当抵抗がある。最近のCassandra Wilsonがジャズ・ボーカルの範疇で語られて違和感をおぼえるのと同じ感覚である。Lizz Wrightの音楽はCassandra同様,ブルース,ジャズ,ゴスペル,フォークなどの音楽がごった煮になっているように感じるが,それにしても何とも渋い音楽ではないか。Cassandraとの類似性は,プロデューサーがCraig Streetであるということからしても当然感じられるものとは思うが,私はこの音楽,この声に完全に参ってしまったと言えよう。これはまさに私が「ひと聞き惚れ」と呼ぶ症状である。

アルバムのほぼ全曲に渡ってLizz Wrightがソングライティングに関わっているが,なかなかの佳曲揃いである。声だけでなく天は二物を間違いなく与えている。これを"Gifted"と言わずなんと呼ぶのかと思わず興奮気味になってしまうが,これが本当にたまらんのである。私に限らず,アメリカン・ミュージック(特にフォーク,ロック系)が好きなリスナーが気に入ること間違いなしの世界だと思うが,こうした音楽を知らずに放置してきた私の不明をまたまた恥じる機会を与えてくれたアルバム。もちろんCassandraのファンは必聴である。尚,再結成で話題沸騰のLed Zeppelinの"Thank You"が収録されているし,限定盤と思しき初回盤(?)にはThe Bandの"It Makes No Difference"も入っている。こりゃええわー。さぁ皆で聞きましょう。星★★★★☆。

Personnel:Lizz Wright(vo), Chris Bruce(g, b), Toshi Reagon(g, vo), Pren Bloedow(g, b), Glenn Patscha(key, vo), Kenny Banks(p), Patrick Warren(key), Larry Campbell(pedal steel, mandolin), John Convertino(ds, perc, vib), Ben Perowski(ds), Larry Eagle(ds), Joey Burnes(g, b, cello), Catherine Russell(vo), Josette Newsam(vo), Marc Anthony Thompson(vo), Jacob Valenzuela(tp), Martin Wenk(tp)

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