新素材を使った"Aja"の高音質CD
"Aja" Steely Dan (ABC)
以前にも取り上げたSteely Danの傑作"Aja"であるが,一部で話題の新素材を使ったSHM-CD(Super High Material CD)で発売されたので,ちょいと値段は高いが買って聞いてみた。このSHM-CD,ユニバーサル・ミュージックのWebサイトによると次のような説明がある。
-液晶パネル素材を活用し、ポリカ−ボネ−ト樹脂基板の透明性を向上
-高流動性、高転写性の素材でCDのピットが正確にかつ精密に形成
-信号特性(複屈折、ジッター)に優れている
更に「複屈折とは、光が媒体中に入射するとき、2つ(通常光と異常光)に分かれて屈折する現象で、光のひずみを表します。CD再生の場合は、レーザー光(780nm)が1.2mmの厚みのCDの透明樹脂基板内を通過して、反射膜から反射した光を検出する仕組みであるために、複屈折率が少ないほどDISCの光学特性が優れる。」のだそうである。小難しいことはわからないのだが,この新素材CD,確かに音がいいように聞こえる。例えばタイトル・トラックのSteve Gaddのドラムスのニュアンスは確かによく聞き取れるように思うし,その他の楽器の分離も今までよりいいように思える。
しかしである。もちろん,音楽はいい音で聞けた方がよいに決まっているが,純粋に音楽だけを考えるのであれば,今までの99年版リマスターでも十分だと言ってしまえば,そうとも言える。複数のソフトを音質のため(あるいは紙ジャケット)だけに保有する余裕は,マニアだけでいいだろう。結局,こうした付加価値はCDの売れ行きがよろしくなくなってきたための苦肉の策とも言えるわけだが,それに引っ掛かる私もいかんということでしょう。但し,限定盤で購買意欲を煽っているし,確かに品数は減っているようなので,好事家の方はどうぞ。
ほかの方も言っているが,一体このアルバム,何枚買えばいいのだろうねぇ。
« カテゴリー検索の不調対応 | トップページ | 出張中に見た映画(2):08/02編 »
「ロック」カテゴリの記事
- Rachael Yamagataのライブはよかった。(2012.05.26)
- いくらGeorgeが好きでもさすがにこれだけでは...(2012.05.22)
- 何だかなぁ~のSantanaの新作(2012.05.21)
- 久々にAndy Summers & Robert Frippを聞く(2012.05.14)
- Daniel Lanois:これも原野を思わせる(2008.08.05)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198475/40118285
この記事へのトラックバック一覧です: 新素材を使った"Aja"の高音質CD:





































































コメント