2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

2016年おすすめ作

無料ブログはココログ

« Tim Hardinまで紙ジャケで出るとは... | トップページ | 出張中に見た映画(7):08/02編 »

2008年2月29日 (金)

今井美樹が7人のピアニストとデュオでしっとりと

Photo "I Love a Piano" 今井美樹(Virgin/EMI)

これは驚いた。今井美樹が7人のピアニストとしっとりとデュオでセルフ・カバーを歌い上げたミニ・アルバムである。私は最近の今井美樹に関心があるわけでもなかったのだが,とある雑誌で見掛けて気になったものを購入したものである。これが予想以上によかった。こういうのは何とも嬉しくなってしまうが,相変わらずの透明感溢れるヴォイスではないか。

昔は彼女のベスト盤,"Ivory II"は結構愛聴していたぐらいだから,私は今井美樹は以前からそれなりに好きである。それでもアルバム単位ではずっと買っていないし,ライブに行っているわけでもないから,ファンとまでは言えない人間である。それでも,彼女が役者の余芸というにはあまりに素晴らしい音楽センスを持っていることは"Ivory II"でも承知はしていた。

しかし,ここまでしっとりと歌い上げられてしまうと,私程度の人間でもある意味感動させられてしまう。個人的には曲が全部いいとは言わないし,バックのピアニストも盤石とは言えない。特に武部聡志なんて明らかにオーバー・プレイイングである。それでも,全体的に見ればピアノ伴奏は相応によいが,それを上回る今井美樹の声にやられてしまうのである。

で,なんでジャズのカテゴリーかと言えば,それは小曽根真が参加しているからである。大野雄二や塩谷哲もそうしたカテゴリーに入れてもよかろうが,ここでの小曽根は控え目ながら適切なバッキングで,非常に好感が持てる。しかしそれ以上に参ってしまったのが大野雄二との共演による「ルパン3世 愛のテーマ」である。私のような世代には何とも懐かしい曲だが,これはジャズ・フレイバーに満ちた名曲である。もちろん,歌唱自体にはジャズ的な感覚は希薄なのだが,こうした要因もあって,ジャズのカテゴリーも追加した。尚,塩谷哲とやった期待の゛PRIDE゛は残念ながらオリジナルを上回っているとは言えない。しかし,過剰な期待を掛けなければ,これもまたよしであろう。

いくつか文句を言いたくなる部分があるとしても,暫くヘビー・ローテーションしたくなるアルバムである。星★★★★☆。

Recorded between November, 2007 ~ January, 2008

Personnel: 今井美樹(vo),河野圭(p),小曽根真(p),武部聡志(p),倉田信雄(p),川江美奈子(p, vo),大野雄二(p),塩谷哲(p)

« Tim Hardinまで紙ジャケで出るとは... | トップページ | 出張中に見た映画(7):08/02編 »

ジャズ(2008年の記事)」カテゴリの記事

新譜」カテゴリの記事

歌謡曲」カテゴリの記事

コメント

このアルバム、タクオさんも気に入って、推薦してましたあ。
代理出席、ありがとうございましたあ。
興味津々の今日この頃(^^ゞ
是非、あちらにもデビューなさいませ。m(__)m

すずっくさん,コメントありがとうございます。新橋某店でもタクオさんとその話で盛り上がってしまいました。是非お試し下さいませ。

あちらへのデビューは近々させて頂く予定でございます。よろしくどうぞ。

私も、今井美樹のヴォーカルは女性タレントの余技にしておくのはもったいないのではないかと密かに思っていました。やはり評価している人が他にもいたんですね。

理屈庵ご主人様,コメントありがとうございます。

まじで今回のアルバムはよいです。先日初対面で盛り上がった知人の知人のタクオさんとも本盤がらみの話で意気投合。その割にショップの在庫が少ないのが気掛かりですが,¥2,100にしては極めて満足感高いです。だまされたと思って聞いてみて下さいな。

D2でもお話しましたが…このCD繋がりで、河合奈保子の【Manhattan Joke】及び【Song of Babylon】を連想しますね~。
河合奈保子って大野雄二が太鼓判を押す程歌が上手いらしいですよ。

それから、歌い手とピアノ弾き手の逆パターンで(爆)、島健の【Shimaken Super Sessions】。確か今井美樹も参加してたような…。

K@zzさん,コメントありがとうございます。

河合奈保子,あの時はあまり言いませんでしたが,昔,実は好きでした。特に「エスカレーション」大好きです。

島健,確認しましたが,今井美樹と"Come on a My House"なんかやってますねぇ。それも気になりますが,中島美嘉とやった"Fever"はもっと気になる~。聞いてみたい病発症。でも"Fever"でベースをRon Carterが弾いているのがちょっとねぇというところもあり,かなり微妙です。

中年音楽狂さん、こんにちはmonakaです。
このアルバム貴殿のblogに張られていまし、記事も読んだ覚えがあるのですが、記事が探せませんでした。
良さそうなのでアレタルですが借りてとても満足しました。
JAZZのフレーバーは日本語でも可能ですね。

monakaさん,コメントありがとうございます。

このCD,ほかのコメントを見て頂ければおわかり頂けると思いますが,私と同年代の方には大体好評です。改めて今井美樹を見直しました。大したものです。

遅ればせながら、早速聴いてみました。
無理にガンガンいってなくて、抑え気味のところが、大人だなあ、と思いましたよ。若いとこういう表現、なかなかしないものですよね。考えてみたらもうデヴューして20年は経ってますから、残っているのもどんなアレンジでも耐える、いい曲ばかりです。
愛聴盤になりそうです。紹介ありがとうです。

TBさせていただきます。

910さん,こんばんは。コメント,TBありがとうございます。

おっしゃる通り,大人なんです。私にとっては間違いなく歌謡曲カテゴリーでの今年のベスト盤候補です。こちらからもTBさせて頂きます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198475/40232625

この記事へのトラックバック一覧です: 今井美樹が7人のピアニストとデュオでしっとりと:

» アイ・ラブ・ア・ピアノ/今井美樹 [ジャズCDの個人ページBlog]
音楽的に一度ハマりこむとジャズでもそうでなくても、そっちの方にどんどん流れていく [続きを読む]

« Tim Hardinまで紙ジャケで出るとは... | トップページ | 出張中に見た映画(7):08/02編 »

Amazon検索

2017年おすすめ作