2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

2016年おすすめ作

無料ブログはココログ

« "Decoy":B面でMilesのファンク爆発 | トップページ | Weather ReportとManhattan Transferの共演は... »

2008年1月21日 (月)

ECMファンも注目すべき新レーベル Inner Ear

Now "Now" Vigleik Storaas Trio(Inner Ear)

輸入盤屋をうろついていたら,大変美しいピアノ・トリオが聞こえてきた。一聴するとECMレーベルの音楽のようにも響く,明らかにヨーロッパのピアノ・トリオである。ジャケはJan Garbarekの"Dis"のようでもあり,よくよく見てみるとInner Earという聞いたこともないノルウエーの新興レーベルである。ご丁寧に「私たちは新興レーベルで,これが3枚目のリリースとなります」と書いてある。

更によくよく見てみると,何と録音はECMでもおなじみのRainbow Studioだし,エンジニアはこれまたECMでおなじみのJan Erik Kongshaugである。ECMのように響くのもむべなるかなという感じである。最近のECMも相変わらずいいのだが,New Series追加以降,昔ながらのサウンド・カラーがそれほど明確とは言えなくなってきたのではないかと思っていた私のようなリスナーが,まさに一聴して気に入ってしまったのである。とういうことで,個人的には注目すべきレーベルの登場と考えざるをえない。レーベル名称は直訳してしまえば「内耳」であるが,それでは身も蓋もないので,「内に秘めた聴覚」ぐらいに訳しておけば,ECMのかつてのレーベル・キャッチコピー"The Most Beautiful Sound Next to Silence"にも通ずるような部分があるようにも感じられるではないか(うーむ,ややこじつけか)。

このレーベル,ToreとRogerのJohansen兄弟がオーナーらしいのだが,出ているアルバムは本作を含めてまだ3枚。今からECMのコンプリートは厳しいが,この新興レーベルなら全部集めてみたくなるような演奏である(ということで,私は一気に3枚購入してしまった)。

いずれにしても,本作はとにかく美しい響き,あるいはそれらしい曲が楽しめるアルバムであり,ヨーロッパ・ピアノ・トリオ好きにはたまらないものではないかと思う。このレーベル,引き続きウォッチしていくこととしたい。まずはご祝儀的に星★★★★★。

Recorded on April 12 & 13, 2007

Personnel: Vigleik Storaas(p), Mats Eilertsen(b), Per Oddvar Johansen(ds)

« "Decoy":B面でMilesのファンク爆発 | トップページ | Weather ReportとManhattan Transferの共演は... »

ECM」カテゴリの記事

Inner Ear」カテゴリの記事

ジャズ(2008年の記事)」カテゴリの記事

新譜」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198475/17752543

この記事へのトラックバック一覧です: ECMファンも注目すべき新レーベル Inner Ear:

« "Decoy":B面でMilesのファンク爆発 | トップページ | Weather ReportとManhattan Transferの共演は... »

Amazon検索

2017年おすすめ作