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2008年1月19日 (土)

Duke Pearsonの渋いピアノ・トリオ盤

Pearson "Bag's Groove" Duke Pearson(Jazz Line)

後にBlue Noteレーベルのプロデューサーとしても活躍するDuke Pearsonのアルバムでは,Blue Noteに吹き込んだ"Profile"や"Tender Feelin's"が人気盤として挙げられるのだろうが,同じくピアノ・トリオで吹き込まれたこのアルバムも捨て難い魅力を持つものである。但し,まるで仏像のような格好のPeasonのジャケットで損をしているのはもったいない(これではなかなか買う気が起こらないだろう...)。

このアルバムを魅力的にしているのはPeasonのピアノ・タッチもそうなのだが,収録曲のよさということになるだろう。私にとって最も魅力的に響くのはB面冒頭の"Jeannine"である。私がこの曲を初めて聞いたのはThe Manhattan Transferのライブにおけるボーカル・バージョンだったのだが,そこでなかなかいい曲だなぁと関心を持って聞いたこのPeasonのオリジナル・バージョンは更によかった。ホーン入りバージョンもあるこの曲だが,ホーンによるファンキーな響きよりも,私はこのピアノ・トリオ・バージョンの方が圧倒的に好みである。

そのほかの収録曲も魅力的(特に"Le Carrousel"や"I'm an Old Cow Hand"がよい)だが,最後に収められた"Exodus"(「栄光への脱出」である)が結構しみじみした演奏となっており,意外とよい。曲の特性からすれば,もっと脂っこくなりそうなものだが,決してそうなっていない。Eddie Harrisではこうはいかないのである。

まぁこのアルバムが歴史的名盤かと言えばそんなことはないが,ボリュームを絞って酒でも飲みながら聞くとますますその魅力が増すタイプの音楽であり,ひそかに愛されるべき好盤。星★★★★。

Recorded on August 1, 1961

Personnel: Duke Peason(p), Thomas Howard(b), Lex Humphries(ds)

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