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2007年10月14日 (日)

既にイージーリスニング化しているWes Montgomery

Bumpin_2 "Bumpin'" Wes Montgomery(Verve)

Wes Montgomeryがイージーリスニング化した作品としてはA&Mの3部作が有名であるが,別にA&Mに移籍する前から,その兆候はあった。"California Dreamin'"然り,この作品然りである。Wesの最高傑作は疑うことなく"Full House"だと思っているリスナーにとっては,こうしたWesの路線は実は微妙である。決して嫌いではないのだが,こういう演奏ってWesの本質ではなかろうと思ってしまう。

この作品は冒頭の2曲は結構快調で,おおーこれはいけるかもしれんと思わされるが,その後が続かない。何も"The Shadow of Your Smile"や"Here's That Rainy Day"のような曲を敢えてボサノバにする必要は全く感じられない。こうした違和感は最後の"Musty"にならないと解消しないのである。私にとってはWesにはもっとドライブしたギターを弾いて欲しい。

ということで,軽快にスイングする曲もあるものの,どうもトータルなアルバムとしてバランスがよろしくないのが残念である。"Quiet Morning"などは安っぽい映画音楽にしか聞こえないし,"Con Alma"はコンガの響きがあまりにショボい。こういう曲が入っていると途端にさめてしまう私である。星★★☆。それにしても,このアルバムほど,ジャケットの渋さと音楽の落差が大きいのも珍しい。

Recorded in May, 1967

Personnel: Wes Montgomery(g), Bob Cranshaw(b), Helcio Milito(ds), Grady Tate(ds), Candido Camero(perc), Roger Kellaway(p), Don Sebesly(arr), Arnold Eidus, Lewis Eley, Paul Gershman, Louis Haber, Julius Held, Harry Lookofsky, Gene Orloff, Jos Malignaggi, Sol Shapiro(vln)  George Ricci, Charies McCracken(cel) Margaret Ross(hp)

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