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2007年10月 2日 (火)

久々に「天国と地獄」を見た

Photo 「天国と地獄」(東宝,'63)

監督:黒澤明

出演:三船敏郎,仲代達矢,山崎努,香川京子,石山健二郎,木村功,加藤武

先ごろTVでもリメイクされた「天国と地獄」であるが,残念ながらTV版は未見ながら,犯人役が妻夫木聡はないだろうと思っていた。それほど映画版の山崎努の印象が強かったが,まぁそれはそれとして,彼岸で実家に帰った際に,昔買った米国VHS版を取ってきたので久し振りにこの映画を見た。

感想はと言えば,相変わらずの面白さであった。前半は舞台を思わせるようなセッティングだが,後半は一転して,ロケを多用した展開となり,派手なアクションなどないもののサスペンスが盛り上がる。2時間23分という結構な尺であるが,全く退屈させられることのない警察映画のお手本のようなものである。ここまできっちりアダプテーションしてくれれば,原作者のエド・マクベインも満足であろう(そう。この原作は87分署シリーズである)。確かにやや作り過ぎの部分もなくはないが,傑作という評価は揺るぐことはないだろう。星★★★★★。2007年12月には大量の黒澤映画が普及価格帯(と言ってもまだまだ高いが)のDVDで再発されるそうであるから,この映画もDVDで買い直そうかと思う。

この映画のラスト・シーンには先に述べた山崎努の狂気が溢れ出しているわけだが,TV版で妻夫木聡がどう演じたかが興味深いところである。見ていないで判断するのは反則だが,私には織田裕二が椿三十郎を演じるのと同じぐらい違和感があるのは事実である。見た人の感想を聞いてみたいが,その場合でも映画版も知っている人の感想が知りたいところである。

最後にトリビアを一つ。三船敏郎の息子を演じているのは,後のフォーリーブス,江木俊夫(私にとってはマグマ大使のだが...)である。また,この映画のパート・カラーのシーンは有名だが,あのシーンのためだけに,わざわざ白黒映画にしたのではとついうがった見方をしてしまうが,いずれにしても大変面白く見させてもらった。改めて黒澤明に感謝。

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