Freddie Hubbardの未発表ライブ音源
゛Fastball: Live at the Left Bank゛ Freddie Hubbard (Hyena)
HyenaレーベルのLeft Bankでのライブと言えば,Stan Getz盤を思い出すが,Getz盤と時期は随分と異なるが,同じ場所でのFreddie Hubbardのライブ音源が出ている。Freddieと言えば,リスナーを燃えさせるフレージングで私も好きなラッパだが,このライブ盤は今イチである。
どうもこのアルバムでのFreddieは勢いまかせというか,相変わらず威勢はいいのだが,フレージングがあまり面白くない。また,せっかく結構いいメンツを揃えているのに,それを活かしていないのも気になる。Kenny Barronは結構ソロ・スペースをもらっているが,Bennie Maupinなんて全然目立っていない。これがMaupinの実力と言ってしまえばそれまでだが,そのMaupinもLee MorganとのLighthouseでのライブはずっとよかったから,これはFreddieとの相性の問題かもしれない。
Freddieはリーダーとしては決定的な傑作を残していないように思えるが,これがリーダーとしての彼の限界のように思えてきた。結局,彼はプレイヤーであって,リーダーではないのだろう。プレイヤーとしてのFreddieを活かすためには,同等あるいはそれ以上のパートナーかリーダーが必要だったということであろう。Jazz Messengers,あるいはVSOPやHerbie Hancockの゛Maiden Voyage゛で光っていたのは,リーダーのBlakeyやHancockゆえという側面を感じざるをえない。ということで,星★★☆。このCD,値段が安かったから文句はないが...。(十分言っている?)
Recorded Live at the Famous Ballroom, Baltimore, on April 23, 1967
Personnel: Freddie Hubbard(tp), Benny Maupin(ts), Kenny Barron(p), Herbie Lewis(b), Freddie Waits(ds)
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