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2007年10月 3日 (水)

Chaka Khanのナイスな新譜

Chaka_funk_this "Funk This" Chaka Khan (Burgandy)

Jam & Lewis総合プロデュースにして,"Funk This"なんてタイトルを付けられたら,これは買わずにいられぬChaka Khanの久々の新作である。タイトルほど全編ファンクという感じではないが,これはナイスなソウル/R&Bアルバムである。

このアルバムはオリジナル曲といくつかのカバーから構成されているが,オリジナルも結構佳曲揃いながら,Jimi Hendrix,Prince,Michael McDonald/Carly Simon,そしてJoni Mitchell等を並べたカバーが注目されるところである。中でもJoni Mitchellの復帰と同期したようなJoni作"Ladies Man"のカバーは意表を突いているが,これが完全なソウル・ミュージックと化し,かなりよいのにはビックリした。Chaka KhanもJoni Mitchellへのシンパシーを示したということであり,Joniの影響力を改めて知らされる結果となった。

また,Doobie Brothers,Carly Simonのレパートリーである"You Belong to Me"(私がひいきにしているDoobie Brothersの"Livin' on the Fault Line"に収録されている)はもともとが佳曲であるが,Michael McDonaldを迎えてのこの曲は,McDonaldがもともとソウル系の影響が強いだけに,Chakaが歌唱してもおかしくはない曲である。ここでの出来は悪くはないが,McDonaldの歌唱の方がはまっているという感覚が強いのはやや残念。

そうした中で,このアルバムで一番よいのはMary J. Bligeのペン及び共演による"Disrespectful"である。この一曲はこれぞファンクと言うべき「乗り」を示していて嬉しくなる。これがやはり旬の歌手を迎えた強みというところである。

全体を通して聞けば,曲毎の出来にバラツキはあるものの,ファンク,バラードのバランスもよく,Chaka Khanが若干のブランクを経ても立派なソウル・ディーバであることを再認識させるアルバムである。Chakaのシーンへの復帰へのご祝儀も含めて星★★★★☆。

尚,米国の電気量販店であるCircuit Cityで販売されているこのCDには,同店だけのボーナス・トラックとして"Let Go"という曲が収められた全14曲となっているようなので,コレクターは要注意である。ちなみにコレクターではない私が入手したのは全13曲の通常盤。それにしても最近,Herbie Hancockの"River"のAmazonエクスクルーシブ盤と言い,こういうのが多いなぁ。米国での流通業の競争の厳しさを思い知らされる。

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コメント

Funk調中心にしたのは正解だったと思います。何を唄ってもChaka物にしてしまう彼女ですが、やはりこの辺が一番はまりますよね。 個人的にはMary J. Bligeとのデュエットは要らなかったかな。

名無しのあなたさま、コメントありがとうございます。私はMaryとのデュオがよかったと思いましたが、このアルバムもしばらく聞いていないので、今だったら違う感覚もあるかもしれません。

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