最近のトラックバック

2018年8月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

2016年おすすめ作

無料ブログはココログ

« Terence Blanchardによる映画音楽集 | トップページ | Peterson/Jackson/Brownで悪いはずがない »

2007年8月 8日 (水)

超豪華メンツによるFlora Purimのフュージョン作

Flora "Everyday Everynight" Flora Purim(Milestone)

いやはやそれにしても凄いメンツによるアルバムである。主要なPersonnelを書き出しただけでも強烈だが,そうしたメンツが適材適所で使われているところが,このアルバムの優れた点である。

本作はフランス人コンポーザー,アレンジャー,Michel ColombierとFloraのコラボレーション作であるが,Michel Colombierという人は,映画音楽を書いても,かなりスリリングな音楽を書く人だったイメージが強い。私の中では「相続人」や「危険を買う男」などのイメージが強く残っているが,そこにはある意味でジャズ・フュージョン的な香りがあったことも事実である。彼が米国に活動拠点を移してからのことはよくわからないが,私にとってはそういう人だったので,彼がリーダー・アルバムに多くのフュージョン系ミュージシャンを招聘したり,このアルバムを作ったことには大きな違和感はなかった。

本作の出来はと言えば,上述のとおり,有能なミュージシャンを適材適所に使って,Floraの魅力を引き出したことは評価してよいと思う。その好例が"Samba Michel"である。多くの曲でColombierはRhodesやピアノを弾いているのだが,この曲(これだけではないが...)では,伴奏をGeorge Dukeに任せている。この選択はまさに正しいと言わざるをえない鋭いバッキングをDukeが見せていることは見逃してはなるまい。ある意味,これだけのミュージシャンが集えば,「船頭多くして何とやら...」というリスクもあるが,ここではそうした問題は全く気にならない。

Flora Purimにもっとブラジル色を期待すると,やや肩透かしを食らうかもしれないが,これはこれですぐれたフュージョン・ボーカル・アルバムとして認められて然るべきアルバムだと思う。星★★★★。でも,どうしても私は彼女の声は好きになれないが(爆)。

Personnel: Flora Purim(vo), Randy Brecker(tp), Raul De Souza(tb), David Sanborn(as), Michael Brecker(ts), Lee Ritenour(g), Jay Graydon(g), Oscar Castro Neves(g), Herbie Hancock(p, el-p), George Duke(key), David Foster(p, el-p), Michel Colombier(p, key, arr), Jaco Pastorius(b, vo), Alphonso Johnson(b), Byron Miller(b), Dennis Belfield(b), Havey Mason(ds), Chester Thompson(ds), Airto Moreira(perc, vo) & Others

« Terence Blanchardによる映画音楽集 | トップページ | Peterson/Jackson/Brownで悪いはずがない »

ジャズ」カテゴリの記事

ブラジル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198475/16005806

この記事へのトラックバック一覧です: 超豪華メンツによるFlora Purimのフュージョン作:

« Terence Blanchardによる映画音楽集 | トップページ | Peterson/Jackson/Brownで悪いはずがない »

Amazon検索

2017年おすすめ作