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2007年7月 4日 (水)

今更ながら「マイアミ午前5時」は佳曲である

Photo_13 「マイアミ午前5時」 松田聖子(CBSソニー)

隠れたファンが多い松田聖子の佳曲である。アルバム単位では"Pineapple"こそが彼女の最高作である(少なくとも私はそう思っている)ことは既にこのブログにも書いた。しかし,そのほかのアルバムにも,アルバムのみの収録曲として埋もれさせるには惜しい佳曲が松田聖子にはいくつかあり,この曲もその一つである。作曲の来生たかおとの相性の良さを感じさせるとともに,もろに大村雅朗を感じさせるアレンジメントが微笑ましい限りである。

この曲の初出は1983年の「ユートピア」だが,なぜこの曲がファンの心を捉えるかと言えば,曲のよさはもちろんなのだが,私にはこの曲に聞かれる「声のひっくり返り」ではないかと思える。具体的に言えば「マイアミの午前5時」という歌詞の「ごぜ(ーッ)ん」的発声である。この微妙さ,わかる人にはわかってもらえると思うが,これこそがアイドル,松田聖子の真骨頂である。

振り返ってみれば,アルバム"Pineapple"から"Candy","ユートピア"へと続く3作が私にとっては松田聖子のピークだったように思うが,これらのアルバム(あるいは収録曲)に心を寄せるファンが多いのはまさしくご同慶の至り,大いにうなずける話である。間違いなく1980年代前半という時代を切り取った音楽として星★★★★★。

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コメント

私にとっての松田聖子は「風立ちぬ」、「Pineapple」と「Candy」の3枚です。 かなり難しかったといわれている大瀧の提供曲を戸惑いながらも何とか自分の物にしている「風立ちぬ」を聴いた後で、「Candy」収録の大瀧ナンバー、「四月のラブレター」を聴くと、松田の成長振りが手に取るようにわかります。余裕さえ感じさせます。同アルバムを締めくくる「真冬の恋人達」は松田聖子のアイドル歌手としての集大成と言えるのではないでしょうか。歯が痛くなるような甘々な歌をあそこまで昇華させてしまうというのはなかなか出来る物ではありません。 

また、映画「プルメリアの伝説」のサウンドトラックに収録されていた細野晴臣作曲の「プルメリアの花」や、シングル「Rock N Rouge」のB面だったユーミン作の「Bon Voyage」等も上記の作品軍と同等の完成度を誇っていると思います。 特に「Bon..」の2ヴァース中の「でもね/二人きりだと/妙によそよそしいの/邪魔をする友達いないと/なぜかぎこちない」のくだりはこの世の物とは思えないほどに素晴らしい。永遠の乙女、松本隆の凄技発揮の詞にシンクロさせた明るく穏やかなAメロにさりげなく影を落とすユ-ミンのメロディー、そしてそこに入ってくる弦の音(編曲/松任谷正隆)の見事な嵌り具合。松田の歌唱の素晴らしさは言うまでもありません。 何時聞いても鳥肌が立ちます。

なにかと軽視されがちなアイドル歌謡ですが、松田の一連の作品は12馬身は軽く抜きん出ていると思います。 

長文失敬。  

Trotさん,はじめましてですよね。怒涛の連続コメントありがとうございます。

おっしゃる通り,松田聖子の諸作はアイドル歌謡の次元を遥かに越えていると私も思います。私にとっては最高作は"Pinapple"ですが,リピートに堪える音楽というのは優れた音楽である証拠でしょう。

"Bon Voyage"も懐かしかったです。あのシングル持っていたなぁ。

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