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2007年6月 2日 (土)

懐かしのStuffのゆる~いグルーブ

Stuff "The Right Stuff" Stuff (Warner Brothers)

懐かしのStuffである。当時の精鋭スタジオ・ミュージシャン集団として大きな注目を集めたのは1970年代後半のことである。Stuffはフュージョン・バンドだと言われることが多いが,メンツゆえにこのStuffというバンドをジャズまたはフュージョンの文脈で捉えることには相当無理がある。あくまでも彼らの音楽性はR&Bとして聞いた方がはるかに自然である。

このアルバムは彼らが所属したWarner Brothersの音源を適切にまとめたベスト盤だが,基本的にStuffというバンドは,グループとしてのグルーブを追求していることがよくわかる。これだけの実力者が揃いながら,個々人が個性を打ち出していないのはある意味驚きである。その中でこのバンドで最も個性を感じさせるのはRichard Teeということになるだろうが,アコースティックでもエレピでも一音聞いてそれとわかってしまうのがTeeの凄いところである。

本盤は基本的に第一作,第二作の音源をベースにライブ音源をプラスしたという位置付けである。彼らのアルバムで一番売れたのは恐らくVan McCoy(!)がプロデュースした"More Stuff"だろうが,私はStuffとしてバンドとしての魅力は第一作の所収の(1)~(4)の方に強く感じる。

しかし何と言っても最も強烈なのは日本でのライブを収めたStevie Wonder作の"Signed, Sealed, Delivered I'm Yours"である。この曲にはChris Parkerが参加していないが,それゆえにSteve Gaddの個性がよくわかるチューンとなっている。ドラマーが一人いないだけで,この違いというのがある意味では凄いが,Teeのピアノ・ソロとGaddのドラミングだけで興奮の坩堝である。このGaddを聞くだけでもこのアルバムは価値があるかもしれない。星★★★★。

Personnel: Eric Gale(g), Cornell Dupree(g), Richard Tee(p, key), Gordon Edwards(b), Steve Gadd(ds), Chris Parker(ds)

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コメント

前からStuff1枚目のCDは気になっていたので、買おうと思ってたのですが、これは知りませんでした。というわけで、さっきオーダーしちゃいました。Tom ScottのApple Juiceもついでに。Amazonにやられてるような気もしますが。

さて、お知らせしていなかったような気もしますが、実は明日ライブです。Y堀が乱入するかも。詳しくはブログで。

"Apple Juice"の件,ご明察です(バレバレ?)。そのうち,こちらに再編集してアップしたいと思います。

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