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2007年6月17日 (日)

Max Roachの東京ライブはリーダーのドラムスとBilly Harperが激烈!

Max_roach "Live in Tokyo" Max Roach Quartet (Denon)

このアルバムは私がジャズを聞き始めた頃にLPを買ったもので,今聞くと相当に懐かしいものである。ジャズを聞き始めたばかりの高校生が聞くには当時はちょいと荷が重かったが,懐かしのPCM録音(何のことはないデジタル録音である)ゆえの当時喧伝された音の良さというのにつられて購入したと記憶している。

その後,私は結構このアルバムが好きになり,長年LPで愛聴してきたが,現在保有しているのは,当時LP2枚に分売されていた演奏をCD1枚にまとめたお徳用盤である。今,このアルバムを聞いて思うのは,本盤のハイライトが鋭いRoachのドラミングであることはもちろんだが,それとためをはるのがBilly Harperのテナーという点である。Harperのテナーは暑苦しいと言えば確かにそのとおりである。しかし,そうしたハードなブローイングをRoachも後ろから煽っているとしか思えないところが笑えるし,それに乗せられ更に暑苦しくブローするHarperが凄い。

収録された曲では,冒頭の"Calvery"が圧倒的であるが,そのほかの曲も総じてよい出来である。長尺の"Scott Free"もかなり強烈で,しかも全編を通じて相当暑苦しい。さすが昔年の闘士と言われたMax Roachだけのことはある。きっとこの人は根が「熱い」人なのだろうと思わざるをえない。いずれにせよ,こうした音楽はできるだけボリュームを上げて聞きたいが,住宅事情ゆえそうもいかないのが残念ではある。

尚,4曲目の"Mr. Papa Joe"はRoachがハイハットだけで演奏しているが,こういうのを重要無形文化財に指定したいぐらいの名人芸と言っておこう。ある意味でのジャズの醍醐味をまだまだ青かった私に教えてくれたことにも感謝して星★★★★☆。

Recorded on January 21, 1977 at 郵便貯金会館(東京)

Personnel: Max Roach(ds), Billy Harper(ts), Cecil Bridgewater(tp), Reggie Workman(b)

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