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2007年6月28日 (木)

エレクトリック Al Di Meolaの最高傑作はこれをおいてほかにない

Elegant_gypsy "Elegant Gypsy" Al Di Meola (CBS)

驚異的速弾きと正確なピッキング,決まりまくるユニゾン・フレーズ,Paco De Luciaとのギター・バトルなど,Al Di Meolaの特徴を余すところなく捉えた70年代の傑作。最もロック寄りのフュージョン・ミュージックと言えるだろうが,初出からおよそ四半世紀を経た現在もその音楽的魅力は色褪せていない。このテンションの高さはJeff Beckの"Wired"と比肩しうるものと言える。

この後,Di Meolaはパターン化の罠にはまってしまい,まともなエレクトリック・アルバムは"Kiss My Axe"まで待つ必要があるが,このアルバムではまだまだ鮮度が高かった。私はこのアルバムがDi Meola初体験(RTFは後付けで聞いた)だったので,異様なインパクトを感じてしまい,初めて聞いたときの衝撃は今でも記憶に新しい。スピード感はそれまでのフュージョンと明らかに違うし,ミュートを利かせた速弾きもそれまで聞いたことがなかったものである。それこそ目が点である。Paco De Luciaとの競演「地中海の舞踏」もそれに輪をかけたが,この作品を聞いて,ギタリストとしての道を諦めた人間も多いのではないかと言っては言いすぎか。

いずれにしても,アコースティック化,タンゴ化を進める以前のエレクトリック期のDi Meolaの最高傑作。参りました。星★★★★★。

Personnel: Al Di Meola(g), Paco De Lucia(g), Jan Hammer(key), Barry Miles(key), Anthony Jackson(b), Steve Gadd(ds), Lenny White(ds), Mingo Lewis(perc)

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コメント

今、アル・ディメオラのリーダー作を虫食いながら聴き直しています。個人的には初期の4作あたりまでが好きでした。このアルバムでも、これでもかと弾きまくる彼がけっこうカッコいいですね。久しぶりに聴きました。

http://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2019/07/post-86ae0c.html

910さん,リンクありがとうございます。

私はストリーミングでもこれはよく聞いていて,気合を入れたい時とかどよ~んとした気分の時は,これとか,ハードロックとか,フリー・ジャズですね。無茶苦茶ですが(爆)。

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何年もjazzを聴いているのに、「これを聴いたことないの?」と言われそうなアルバムがあります。 フュージョンで大変人気があったと思いますが、あまり考えずに通り越していました。どこかで記事を読んで、なぜか急に聴きたくなりました。 アル・デメオラさん自体よく知...... [続きを読む]

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