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2007年5月22日 (火)

Wilcoの素の魅力に溢れた新作

Wilco "Blue Sky Blue" Wilco(Nonesuch)

いまだにオルタナ・カントリーというジャンルはよくわからないのだが,その代表格と言われるWilcoの新作が出た。このサウンド,私にとってはフォーク・ロックと呼んでいいものだが,これがなかなかよい。

何がよいかというと,一聴してわかるのだが,サウンド,エンジニアリングに無駄な装飾がないということである。即ち,余計なエコーやエフェクトが掛かっていないので,非常に生々しいサウンドに聞こえるのである。これは相当自信がないとできないことであるが,映画に例えれば,CGに頼らない手作りのよさと言うことが出来る。私は最近のCG偏重が映画を駄目にしていると信じているが,このアルバムは職人により丁寧に作られた優れた小品を見る思いである。

Wilcoにアバンギャルド系ギタリスト,Nels Clineが加入したのには驚かされたが,ここでは全く前衛的なサウンドは聞かせることなく,何とも渋くも素晴らしいギター・プレイを展開してるのが更に驚きである。有能な人はやれば何でもできるのねェと感心してしまう。アルバムに収められた音楽そのものは非常に素朴な響きを持ったものであり,緊張感を持つ音楽というよりも,落ち着いたフォーク・ロックの現在形と呼ぶのが最も適切のように思える。アメリカン・ロック好きにはたまらないアルバムだと思う。本作にもJim O'Rourkeが引き続き関わっているが,私にはその意義を語るほど,O'Rourkeという人を知らないので,何とも言えない。

尚,このアルバムにはDVD付きのバージョンもあるようだが,私が入手したのはCDのみものである。もちろん,映像なしでも十分楽しめるアルバムである。星★★★★☆。

Personnel: Jeff Tweedy(vo, g), John Stirratt(b), Glen Kotche(ds, perc), Mikael Jorgensen(p, key), Nels Cline(g), Pat Sonsone(g, org), Jim O'Rourke(effect, g, perc), Karen Waltuch(vln, vla)

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