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2007年5月28日 (月)

Robert Palmerの強烈なライブ

Palmer "Live at the Apollo" Robert Palmer (Eagle)

Robert Palmerがパリで心臓発作で亡くなったのは2003年9月のことである。54歳という早すぎる死であった。そのPalmerの生前,2001年にリリースされたのがこのライブ・アルバムである。PalmerとApollo Theaterという組合せは意表を突いているが,だからと言ってやっている音楽が「黒人音楽の殿堂」Apollo Theaterに合わせたものではなく,あくまでもPalmerのハイパー・ロック路線が基本である。録音されたのは80年代後半と思われるが,なぜこのアルバムが2001年になって唐突に発売されたかは今もって謎である。

選曲はアルバム"Power Station"や"Riptide"のハイパー・ロック路線を中心に,"Pride"に聞かれるカリビアン路線を混ぜたものとなっており,Palmerのキャリア上最も充実していた時期をカバーしていると言えるだろう。特に終盤の「これでもかと」盛り上げていくハードなロック路線は強烈で,"Addicted to Love"の路線を好むリスナーにとっては満足できるものである。演奏はレギュラー・バックバンドを従えたものであり,荒さはあるものの安定していて,結構楽しめるライブ盤となっている。ブックレットに記載されているが,彼らは物凄い数のライブをこなしており,Apolloの公演がその年の米国ツアー締めくくりと言うこともあって,バンドのまとまりはピークに達していたと考えてよい。星★★★★。

幸い,私はRobert Palmerのライブを仕事で出張中のロンドン(Hammersmith Odeon)と東京で2回見るチャンスに恵まれたが,どちらもステージでもPalmerがおしゃれなスーツで決めていたのが印象的である。あれだけハードなロックをやっても,汗を感じさせない不思議なミュージシャンであった。

Personnel:Robert Palmer(vo),David Rosenthal(key), Alan Mansfield(key), Eddie Martinez(g), Frank Blair(b), Don Wynn(ds), Brie Howerd(perc), BJ Nelson(vo)

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