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2007年5月 7日 (月)

Ann Burton:このクセのなさが癖になる

Ann_burton "Burton for Certain" Ann Burton (Trio→Absord)

オランダ出身のAnn Burtonはそのクセのない歌いっぷりが,リラクゼーション指向のジャズ・ファンの心を捉えてきたと思うが,このトリオ・レーベル原盤の本作もそのBurtonのよさがよく出ていると思う。

Ann Burtonは決して大向こうを唸らせるような大歌手ではない。しかし,何ともホッとするというか,本当によい意味でくつろげるアルバムを作る人であり,彼女が77年に来日した際に日本で録音されたこのアルバムも選曲のよさを含めて,結構ファンが多いアルバムである。私のようなロックも愛好する人間にとっては,Eaglesの"Desperado"やCarpentersの"Rainy Days And Mondays",更にはPaul Simonの"Still Crazy After All These Years"等がチョイスされているのが嬉しいところ。それを相変わらずのBurtonのすっきりした歌いぶりでやられると,酒量もつい増えるというものだ。

あいにく手許のCDにはライナーが欠落しているので,1977年としか録音日はわからないが,来日公演に帯同したKen McCarthyと日本人リズムをバックに曲毎に出来にばらつきはあるもののなかなかの好演を展開している。別に歴史に残る音源ではないが,こうしたくつろぎはジャズの一つの魅力であり,Burtonはそれを体現したシンガーだったと言えるだろう。難癖つけようと思えばいくらでもできるが,それは野暮というもの。夜中にウィスキー片手に小音量で楽しむのに最適の音楽の一つ。星★★★☆。

Personnel: Ann Burton(vo), Ken McCarthy(p), 稲葉国光(b), 大隈寿男(ds)

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