2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

2017年おすすめ作

無料ブログはココログ

« McCoy Tyner vs. Mike Brecker | トップページ | L.A.コンフィデンシャル,この傑作のDVDが廃盤とは... »

2007年2月12日 (月)

ギター界の手数王,Pat Martino

Pat_martino_live "Live" Pat Martino (Muse)

ジャズ・ギター界でも屈指の手数を誇るPat Martinoがライブ・セッティングにおいて,まさにその手数を爆発させた演奏である。特に3曲目の"Sunny"で激しく繰り出される16分音符の連打にはまさしく「目が点」になること請け合いである。しかもそれは,ハンマリング,プリングなしに音符のほとんど全てが正確にピッキングされているのである。

こうしたMartinoの特徴はある意味,ワンパターンに陥りやすいのも確かなので,ここまでやられると「もたれる」というリスナーがいても不思議はない。しかし,その「ここまでやるか」という感覚が私には爽快に感じられる。また,伴奏陣が全編フェンダー・ローズ,フェンダー・ベースを弾いているというのが,70年代という時代を強烈に感じさせるところが,中年リスナーには嬉しいところである。2曲目の"The Great Stream"におけるMartinoとThomasのユニゾンなどにはゾクゾクしてしまう。

ジャズ・ギター界でのMartinoの位置付けは歴史的な偉人と言うよりも,独自のスタイルを築いた稀有なスタイリストと言うべきであろうが,そうしたMartinoのスタイリストとしての特性を聞くには最適なアルバムと言えるだろう。私の趣味への合致度を足して,星★★★★☆。

Recorded in September 1972

Personnel: Pat Martino(g), Ron Thomas(el-p), Tyrone Brown(el-b), Sherman Ferguson(ds)

« McCoy Tyner vs. Mike Brecker | トップページ | L.A.コンフィデンシャル,この傑作のDVDが廃盤とは... »

ジャズ」カテゴリの記事

コメント

TBありがとうございました。

マリティーノは復帰後もとてもいいですね。一貫して音を敷き詰める迫力に魅了されます。

お書きのように、フェンダー・ローズとか70年代の音の魅力も強いですね。何度聞いても、飽きません。同時代的なものもあるのですが。

kenさん,こんばんは。TBありがとうございます。

まさにギター版Sheets of Soundって気もしますねぇ。とにかくこの正確無比なピッキングをやられると,素人ギタリストとしては呆然とするしかないんですよねぇ。

まぁ,私の場合,もとから腕はないギタリストですからそもそも比較の対象にはなりえませんが(笑)。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ギター界の手数王,Pat Martino:

» Pat Martino: Live ! 内なるグルーヴ、静かな昂奮 [Kanazawa Jazz days]
Muse時代のアルバムには驚いてしまう。70年代のジャズのフォーマットを使いながら、もうジャズとしか云いようのない音が敷き詰められる。音が息苦し いほどに弾かれ、奔流となり向かってくる。リラックスした空気を一瞬感じさせても、それは形だけのテーマを弾いていると...... [続きを読む]

« McCoy Tyner vs. Mike Brecker | トップページ | L.A.コンフィデンシャル,この傑作のDVDが廃盤とは... »

Amazon検索

2018年おすすめ作