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2007年2月27日 (火)

これぞ芳醇な響き:Chalie HadenとKenny Barronの素晴らしきデュオ

Charlie_haden "Night and the City" Charlie Haden / Kenny Barron (Verve)

Charlie Hadenは多くのデュエット・アルバムを発表し,その多くが名作の誉れ高いが,そのデュオ名人Hadenが,インティマシー溢れるピアニスト,Kenny Barronと組むとなれば,それだけで成功は予想されている。結果はこれが予想を遥かに上回る素晴らしさである。まさにこれこそ芳醇な響きと言わずして何と言うだろう。ビンテージ・ワインの如き香り立つ演奏である。

ほとんどがスローな曲調で構成されるアルバムなのだが,一切だれることなく演奏が展開されているのがまずは驚きである。またこの非常に美しいKenny BarronのピアノのトーンとHadenの腰の据わったベースとの相性も抜群であり,私はIridiumでこの演奏に立ち会った聴衆に嫉妬を感じずにいられない。この録音が行われた96年当時と言えば,IridiumはまだLincoln Centerの近所にあったはずだが,現在の場所に移転後のIridiumにはこうした音楽はやや不釣合いに思える。むしろ,今はなきNYCのクラブ,Bradley'sが健在ならば,Bradley'sでこうした演奏を聞きたかったと感じてしまうと言っては酷だろうか。

いずれにしても,ここに収められたほとんどが10分を越える長尺の演奏7曲のどれもが美しく,素晴らしい。こんな演奏を生で聞かされたら,私は失神確実であったであろう。Hadenのデュオ美学の究極と評価し,当然のことながら星★★★★★に値する大人のためのジャズである。

Recorded Live on September 20, 21, 22, 1996 at the Iridium, NYC

Personnel: Charlie Haden(b), Kenny Barron(p)

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ジャズ」カテゴリの記事

コメント

こちらからもトラバしました。
ありがとうございました。

>Hadenの腰の据わったベースとの相性も抜群であり

そう言う、、大人で素敵な表現が出来るように、、精進します
でも、一生かかっても、、無理。。。

すずっくさん,こんばんは。文章のタイプが違うだけですよ。

私の文章ははっきり言ってあんまり面白くないっす。こちらが精進せねば。

中年音楽狂さん、こんばんは。
TBありがとうございます。
ヘイデン&バロンのゆったりとした静かで上質な音楽に浸れるこの作品、大げさでなく一生ものだと思ってます。こちらからもTBさせていただきます。

とっつあんさん,こんばんは。TBありがとうございます。

「一生もの」とはまさしくその通りです。いくつになっても感動できる音楽だと思いますよね。

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