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2007年1月29日 (月)

耽美派? Marc Copland

Marc_copland "Some Love Songs" Marc Copland (Pirouet)

ジャズ界のピアニストで耽美派と言われるのはPaul Bleyというのが相場だが,現在,耽美派というか,美的なセンスに溢れたタッチでアルバム全編を飾れるのはMarc Coplandが筆頭ではないだろうか。

そのCoplandが超マイナー・レーベルと言ってよいHatologyレーベルとしては破格のヒット作"Haunted Heart & Other Ballads"を発表したのが2001年のことである。そのアルバムも大変美しいアルバムであったが,本作はHatology盤と全く同じメンバーで吹きこまれたものであり,同作に惹かれたリスナーとしては,期待せざるをえないアルバムであった。

1曲目がJoni Mitchellのアルバム"Ladies of the Canyon"から"Rainy Night House"というのは渋いが,その冒頭から我々の期待を裏切らない出来の非常に美しい演奏が続いている。1曲だけWayne Shorter作の"Footprints"にやや違和感をおぼえるし,最後の"My Foolish Heart"はBill Evansの決定的な演奏の前にはいかなる演奏も不利なところがあるということを差し引いても,「新耽美派」の面目躍如の出来を示している。

相変わらずMarc Coplandの日本での知名度は限定的だが,こうしたアルバムを通じて,より多くのリスナーに聴いてもらいたいものである。Hatlogy盤には及ばないが,星★★★★には十分相当する佳作だと思う。

Recorded on January 17/18, 2005 in NYC

Personnel: Marc Copland(p),Drew Gress(b),Jochen Ruckert(ds)

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ジャズ」カテゴリの記事

コメント

おぉ、、やはり、ファンですかぁ。
この記事はみてなかったのですが、やはり、同じような感覚よねぇ〜。
Haunted Heart & Other Ballads、私も凄く良いとおもいます。
ピアノトリオが人気のある現在、耽美マニアは多いとおもいますが、やはり、Haunted Heart & Other Balladsは香レベルな美学だとおもいます。

すずっくさん,こんばんは。

はい。結構なファンでございます。既にこの記事のほかにも2本アップしています。しかし,"Haunted Heart & Other Ballads"はまだなのです。一番好きなアルバムなんですけど...。Coplandと言えば,Ralph Townerとのデュオ・アルバムもええですねぇ。

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