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2007年1月 7日 (日)

Aldo Romanoが60~70年代ポップに挑む

Flower_power "Flower Power" Aldo Romano/Rémi Vignolo/Baptiste Trotignon (Naive)

上記のトリオが1960年代から70年代のポピュラー・ソングをジャズ化したアルバムであるが,ジャケットからしてサイケな雰囲気が横溢(中ジャケの3人のファッションを見よ!)しているものの,演奏は決してサイケデリックなものではなく,コンテンポラリーなピアノ・トリオ・アルバムとして評価すべき作品である。

選曲は多岐に渡っており,冒頭のMichel Polnareff (!)から,Murray Head(ノーランズ(!!)がカバーした"Say It Ain't So, Joe),Serge Gainsbourg,Robert Wyatt,Pink Floyd,Led Zeppelin,James Taylor,Bob Dylan,Simon & Garfunkel,Léo Ferré,Elton John,Doorsとはっきり言って無茶苦茶なのだが,そうした曲をピアノ・トリオ・アルバムとしてある程度の一貫性を保って仕上げているのは立派。しかし,曲により,選曲に無理を感じさせる(と言うか,あまりにもベタな)ものもあり,出来,不出来があるのは致し方がないところ。概して欧州系の曲の方が出来がよいように感じさせるのは,このメンツでは仕方のないところとも言え,評価としては星★★★☆というところか。

本作での注目はピアノのBaptiste Trotignonということになるが,Trotignonと言えば,同じNaiveレーベルから発売され,後に澤野商会からもリリースされたジャケの緑が印象的な"Fluide"で輸入盤好きを喜ばせたが,本作でも随所で美しいフレージングは健在ながら,トータルな意味では"Fluide"の方が優れているように思う。Zeppelinの"Black Dog"の激しい打鍵はBaptisteの新しい一面とも言えるが,"Fluide"的なタッチを求めるリスナーは思わずのけぞってしまうこと確実であろう。

Recorded on April 26, 2006

Personnel: Aldo Romano(ds),Rémi Vignolo(b),Baptiste Trotignon(p)

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