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2015年おすすめ作

2015年おすすめ作(本)

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2017年10月23日 (月)

たまったCDを聞かねばってことで,きょうはダニグリの新作。

"Remembrance" Danny Grissett(Savant)

_20171022出張に行っている間にも,いろいろCDがデリバリーされていて,それらをさっさと片付けねばならない。最近はApple Musicのおかげで,新譜についてはほとんど試聴できるようになってから,購入するCDの枚数はかなり減った私だが,無条件に発注してしまうものもある。このダニグリもそんな一枚である。

今回,Criss CrossからSavantレーベルに移籍しての第一作だが,本人にそれによる気負いのようなものは全くないようである。だって,前作"The In Between"とフロントのWalter Smith IIIがDayna Stephensに代わった以外のリズムのメンツも一緒だし,レーベルが変わったからと言って,目新しいことをやらねばならないという意識はダニグリにはないと思える。だが,それは決して悪いことではないし,自分の音楽に対する自信の表れだと言ってもよいだろう。Dayna Stephensにしても,Brad Mehldauたちとバラッド集を出してしまうような人なので,まぁ,ダニグリとやることには違和感ないしねぇ。どちらかと言えばソフトなサックスのトーンもここでの音楽に合っていると思う。

そして,常々私がダニグリに抱いている「ノーブル」というイメージは今回も全然崩れていない。本当に上品な演奏をする人である。この人の音楽においては「コテコテ」なんて言葉は全く無縁である。とにかく端正である。それは冒頭の"Woody'n You"から最後の"Detour Ahead"まで一貫している。ある意味,熱くならないところに不満を覚えるリスナーもいるかもしれないが,私にはこの上品な感じも捨てがたい魅力に映るのである。やはりこの人の音楽は非常に質が高いと今回も思わせるに十分な作品であった。ちょいと甘いかなと思いつつ,星★★★★☆。

Recorded on April 19, 2017

Personnel: Danny Grissett(p, el-p), Dayna Stephens(ts,ss),Vicente Archer(b), Billl Stewart(ds)

2017年10月22日 (日)

眠れるというのは素晴らしいことだ。

A_nigh_in_toronto
昨日,日本に帰国して,家に帰って食事をしたら,猛烈な睡魔が襲ってきた。それに逆らわず寝たら,なんと8時間,一度も目を覚ますことなく眠り続けた私であった。更にもう一度寝て,結局11時間も寝てしまった。

まぁ,帰りの飛行機の中でも,ほぼ徹夜で移動していたにもかかわらず,眠りは浅いものだったのは座席をアップグレードできなかったので仕方ないところだが,それにしてもよく寝た。家に帰った安心感と家人には伝えることにして(笑),やっぱり疲れがたまっていたということだろう。

その後,選挙の投票に出掛けた私だが,この身体のだるさは,やはり多少は時差ボケしているということかもしれない。いずれにしても,体力が落ちているのは加齢ゆえ仕方ないとしても,どんどん海外出張が辛くなる私である。

今回の出張は,出席したイベントの会場とホテルの往復がほとんどで,出掛けたのは現地に到着した初日と,2日目の夜だけである。現地の食を楽しむのも出張者の役得なのだが,今回は地味なものである。しかし,2日目に行ったScaramoucheはなかなかいいレストランであった。私がいただいたのは豚であったが,軽くスモークしてある豚なのだが,皮がクリスピーに焼けていて,実に美味しかった。しかし,このレストラン,食事も素晴らしいが,上の写真のように,何ともゴージャスな夜景が楽しめるところが,レストランとしての価値を高めていると思えた。仕事で行くところではないって感じだろう。まぁ,いいんだけど(笑)。トロントに行かれる方は試すに値するレストランである。そして席は選びましょう。

Scaramouche_2

2017年10月20日 (金)

出張はつらいよ in トロント

今回ほど時差ボケに苦しんだ出張も珍しい。私の調整能力が低下していることの証左だが、全く時差ボケを解消できないままの帰国である。

今回、夜の酒量が足りなかったことが一番の原因と思っている。私にしては信じられないことだが、3日目以降全くアルコールを摂取していない。いつもなら酒の力でぐわ〜っと寝てしまうのが普通だが、今回はそれがないのである。

ということで、最終日はもはや意図的にほぼ徹夜をし、これから空港に向かう私である。現在、現地時間10/20(金)の午前5時を回ったところである。きついねぇ。

2017年10月17日 (火)

トロントに来るのは久しぶりだ

トロントに来るのは久しぶりだ。来るのは多分4度目だが,前回来てから10年ぐらい経っていると思う。久しぶりに来てみて,古いものと新しいものが共存していると感じる。写真は古い方の代表みたいな旧市庁舎。新しいものも改めてアップできればと思う。 Bd49b1512a19449299ebade6c1ec53c8


2017年10月16日 (月)

出張中に見た映画(17/10)速報。

何も速報するほどのものでもないが,今回の出張の往路で見たのは次の3本。

「スパイダーマン ホームカミング」

「ワンダーウーマン」

「ベイビー・ドライバー」

感想はそのうちアップできればとと思うが,「ワンダーウーマン」のちょっと暗い感じのコスチューム・プレイが結構面白かった。「ベイビー・ドライバー」は知り合いも面白いと言っていたが,いろいろ出てくる音楽も楽しい拾いもの。それに比べて,「スパイダーマン ホームカミング」は大人が見るにはどうよ?って感じであった。Marvel対DCは今回はDCの勝ち。

2017年10月15日 (日)

本日より出張につき...。

今日からカナダ、トロントに出張である。トロントに行くのはかなり久しぶりのことになるが、シカゴ経由の長旅はきつい。

しかも、シカゴ便はてっきり羽田発と思っていたら、成田発で焦った。まぁ間に合うからいいようなものだが、精神的に出足悪しってところだ。

ということで、最近滞りがちの記事の更新も、出張でさらに滞る可能性あり。とか言いながら「出張はつらいよ」シリーズが復活したりして。折を見て現地の様子もアップできればと思うが、どうなることやら。

2017年10月12日 (木)

幻の名盤というのは評価が難しいと思わせる”Ray Bryant Plays"

"Ray Bryant Plays" Ray Bryant(Signature)

_20171009LP時代には稀少度が高く,「幻の名盤」と言われたものも,CDの時代になるとぐっと入手が容易になり,「幻度」が下がった時に,どう評価するかというのはなかなか微妙な問題だと思う。CDの時代になっても稀少度の高い音源は存在するが,それもストリーミングで聞けたり,デジタル化されてダウンロードできるものもあり,もはや「幻の名盤」という表現すら意味をなさなくなったのではないかとさえ思える。

そうした中で,久々にこのアルバムを聞いて,若干首を傾げてしまった私である。LPの時代には超高値で流通していたらしいのだが,確かにリラックス感に溢れていて,悪くはないアルバムであることは認めよう。だが,ピアノ・トリオのアルバムとして考えれば,本作より優れた作品はいくらでもあるし,本作の選曲がいかにものものであることも,私はどうなんだろうと思ってしまった。

結局のところ,入手が困難だからこそ珍重されていたのであって,普通に聞けるようになれば,ごく普通のピアノ・トリオの佳作程度の評価でいいはずである。だからと言って,このアルバムのオリジナル盤の価値を下げるつもりはないし,全編に横溢するブルージーな感覚は捨て難い部分があるとしても,この程度であれば,ほかに聞くべきアルバムがあるだろうと言いたくなる。Ray Bryantなら私はこの作品より,モントルーでのソロ・ライブの方がずっと好きなのだ。

先述の通り,佳作という評価をすることには躊躇はないとしても,私にとっては痺れるような作品ではない。全体に響きが軽く感じるが,特に"Blue Monk"の軽さはいただけなかった。粘っこさが感じられないのである。ということで,全体としては星★★★☆で十分だろう。

Recorded on October 29, November 5 & 6, 1959

Personnel: Ray Bryant(p), Tommy Bryant(b), Oliver Jackson(ds)

2017年10月11日 (水)

渋さの極致とはこれのこと:J.J. Caleのライブ盤

"Live" J.J. Cale(Delabel/Virgin)

_20171008_2J.J. Cale,渋いお人である。Eric ClaptonあるいはMark Knopflerに明確な影響を及ぼしてはいるが,本人自体は渋い道を歩み続けた人と言ってよいだろう。今日は彼のライブ盤が急に聞きたくなった。

本作はいろいろな場所での演奏を収録しているが,何曲かはあの音楽の殿堂,カーネギー・ホールでの録音である。カーネギーという会場にJ.J. Caleがいたということ自体がある意味信じがたいところがあるが,逆の感慨を生むことも確か。見てみたかったなぁ。

私がJ.J. Caleの音源を買っていたのは"Number 8"ぐらいまでで,その後に購入したのはこのライブと,Claptonとの共演作"Road to Escondido",そして未発表音源を集めた"Rewind"ぐらいだろう。そこにClaptonとの共演ライブも加わったが,あれはあくまでもゲスト出演である。ライブという意味では本作を聞くのが筋ということになろう。

このアルバムもそんなにしょっちゅう聞くわけではないのだが,J.J. Caleのキャリア全体を見通した曲が聞けるので,彼のアルバムの中でのプレイバック回数は多い方だと思う。そして,カーネギーだろうが,ロンドンのハマースミス・アポロであろうが,当たり前のことではあるが,音楽は何も変わらない。気負いなどゼロである。これこそある意味究極のレイドバックって気もするが,Claptonが魅かれたのはこういうJ.J. Caleの姿勢であり,音楽だったのだと思う。ただ,ロンドンの聴衆の盛り上がり方は尋常でないのは,やっぱりClaptonの影響かもしれないなぁ。

ということで,やっぱりこの人の音楽はいいですわ。2013年に亡くなってしまったのは惜しいが,彼の音楽はちゃんとこうして残っていることに感謝しよう。星★★★★☆。

Recorded Live at Various Venues between 1990 and 1996

Personnel: J.J. Cale(vo, g), Christine Lakeland(vo, g), Jimmy Gordon(hca), Steve Douglas (sax), Rocky Frisco, Spooner Oldham(key), Doug Bell, Tim Drummond, Bill Raffensperger(b),  Jim Karstein, James Cruce(ds, perc)

2017年10月10日 (火)

久々に聞いたらヒーリング効果抜群だったIvan Lins曲集

"A Love Affair; The Music of Ivan Lins" Various Artists(Telarc)

_20171008このアルバムを聞くのはかなり久しぶりである。無性にブラジル音楽が聴きたくなって,ブラジル音楽が収まっているラックを漁っていて,久しぶりに聞いてみるかってことになった。

そもそもメロディアスなIvan Linsの曲をいろいろな人がやっているのだが,これがヒーリング効果抜群というか,相当和める(笑)。これほど音楽が気楽に聞けるのも久しぶりって感じである。まぁ,Chaka Khanみたいに,やっぱり自分色に染めてしまう人も入っているが,そっちが例外的であり,全体的にはゆったりした感覚でIvan Linsの曲のアダプテーションが楽しめるって感じである。

曲の出来はそれぞれ多少の良し悪しはあるとは思うが,こういうアルバムなので,目くじらを立てるほどではない。そうした中で,これはいいねぇと思ったのがLisa FischerとJames "D-Train" Williamsによる"You Moved Me to This"である。この二人の声が何ともこの曲にマッチしている。Dianne Reevesのバックで楚々としたピアノを聞かせるJoe Sampleもいいねぇ。

そして,Jason Milesのプロデュースのもと,集められたミュージシャンは下記の通り,相当に豪華で,Ivan Linsも歌だけでなく,キーボード,エレピで一部の曲に参加している。やっぱりいい曲を書く人だと思わせた。こういう企画アルバムは評価が難しいが,一本筋が通っているとまともな作品になるし,この心地よさにはついつい点も甘くなり星★★★★。

Personnel: Sting(vo), Vanessa Williams(vo), New York Voices: Peter Eldridge, Lauren Kinhan, Darmon Meader, Kim Nazarian(vo), Chaka Khan(vo), Lisa Fischer(vo), James "D-Train" Williams(vo), Brenda Russell(vo), Freddie Cole(vo), Dianne Reeves(vo), Ivan Lins(vo, key, el-p), Michael Brecler(ts), Bob Berg(ts), Dave Koz(as), Jay Beckenstein(as), Grover Washington, Jr.(ss), Jim Pugh(tb), Jason Miles(key, org,prog), Rob Mathis(key, prog), Oscar Hernandez(key,p), Joe Sample(p), Jan Folkson(prog), Dean Brown(g), Romero Lubambo(g, cavaquinho, vo), Chuck Loeb(g), Marcus Miller(b), Will Lee(b), Mark Egan(b), Vinnie Colaiuta(ds), Marc Quinones(perc), Cyro Baptista(perc), Pamela Driggs(vo)

«Lizz Wrightの新作がまたまた素晴らしい。

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