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2016年9月27日 (火)

出張中につき...

現在,スイス出張中で多忙につき更新が滞ります。ご了承願います。

2016年9月26日 (月)

飛行機が飛ばないので,ロンドンまでのフライトで見た映画について。まずは「64:前後編」から。

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「64(前後編)」(’16,東宝)

監督:瀬々敬久

出演:佐藤浩市,綾野剛,瑛太,永瀬正敏,三浦友和

今回の出張における往路では都合4本映画を見たが,その3/4本目がこの映画である。1/2本目は追って記事にしようと思うが,まずはこれについて書いておきたい。そもそも,ロンドンで飛行機のトラブルで離陸が大幅に遅れて暇なのである(爆)。既に1時間以上機内に閉じ込められているが,当分動きそうにない。

そもそもこの映画の原作についても,高く評価していたので,相応の演出,脚本であればそれなりの出来にはなると思われたが,なかなか骨太な映画になっている。まぁ,昨今流行りの前後編に分けての公開には,問題を感じる私だが,機内エンタテインメントだから問題はない(笑)。

しかし,前後編トータルで4時間というのはさすがに長い気がするが,脚本を工夫すれば,もう少しコンパクトに仕上げられた気がする。佐藤浩市ほか役者陣は概ね好演であるが,瑛太を筆頭とする新聞記者チームは,ちょっとやり過ぎ感があるのは残念。特に記者会見で東京から集められた新聞記者の描き方は,デフォルメ過剰だろう。いくら何でも社会人がああした暴言を吐くこと自体,非現実的なのだ。

まぁ,この映画は佐藤浩市の男気を感じさせればいいような映画なので,そういう意味では成功しているからまぁいいか。悪くはないとは思うが,シナリオ面での工夫の余地ありってことで,星★★★☆ってところ。

2016年9月25日 (日)

出張前にどうしても見ておきたかった「ハドソン川の奇跡」:傑作である。

「ハドソン川の奇跡("Sully")」('16,米,Warner Brothers)

Sully監督:Clint Eastwood

出演:Tom Hanks, Aaron Eckhart, Mike O'Malley, Jamey Sheridan, Anna Gunn

久々の海外出張を控えている私だが,どうしてもその前に見ておきたいと思っていたのが,昨日(9/24)公開のこの映画である。私にとって,昨今の商業映画において,最も信頼に値する映画監督となったClint Eastwoodであるが,前作「アメリカン・スナイパー」も昨年の最高映画としたので,今回も大いに期待し,そして期待を上回る感動を与えてくれた映画である。

現在でも記憶に新しい,US Airways1549便のハドソン川着水であるが,その事故そのものを軸足にしながらも,見事なドラマに仕立て上げたEastwoodの手腕は今回も完璧と言わざるを得ず,家族ともどもこの映画を見ながら,私は何回もうなりそうになってしまった。とにかく素晴らしい映画になっている。

そもそも私はこの一件が起こった時に,当ブログにおいて,この映画の主人公であるSullyことChesley Sullenberger機長を「男の中の男」と称した(記事はこちら)が,その後,こういう話があったのかと思うと,ある意味,この映画はClint Eastwoodによる体制批判とも取れるし,最近のEastwood映画に顕著なヒューマニズムの表れとも受け取れるところがあり,そういうところに弱い私は,全面的にこの映画を支持してしまうのである。エンド・クレジットに,実際の事故に立ち会った乗客,そしてSullenberger機長自身が登場するのも,爽やかな感動を上乗せするのは,同じEastwoodの「インビクタス -負けざる者たち-」と同じではないかと思いつつ,いいのである。事実は小説より奇なり(きっぱり)。このエンド・クレジットを見ずに席を立つ人の多さには,いつもながらのことであるが,正直呆れる。

Tom Hanksは相変わらずうまいと思わせるし,副操縦士を演じるAaron Eckhartもいい出来である。役者陣の素晴らしい演技に,Todd Komarnickiによる適切なシナリオ(オスカー候補になるだろう),そして優れた演出が加わって,やっぱりこれはいい映画なのである。「アメリカン・スナイパー」ほどのキリキリと締め上げられるような感覚はないが,何度でも見られるように思わせるところが,この映画のよさだろう。アメリカには殺伐としたイメージもあるが,良心は決して失われていないということを明確に訴求する傑作。喜んで星★★★★★を謹呈しよう。巨匠Eastwoodはアクションと人間ドラマを両立させるという観点で,黒澤明といい勝負になったと言いたい。しかもこれだけのドラマを1時間38分という尺で見せるということに,私は絶賛を惜しまない。アメリカ本国における大ヒットも大いにうなずける。Eastwoodの映画は必ずしも,日本では大ヒットとはならないところがあるが,この映画は見ておいて損はない。最高である。

尚,Katie Couricに扮している女優が似ているなぁと思ったら,本人だった(爆)。事故当時はCBSニュースのアンカー・パースンだったはずだが,久しぶりに彼女の姿を見て懐かしく思ってしまった。

2016年9月23日 (金)

"Jazz Funk Soul"って凄いタイトルだが,ずっとアップしてなかったことに今更気づく。

"Jazz Funk Soul" Jeff Lorber / Chuck Loeb / Evarette Harp(Shanachie)

_20160922気が付いてみれば,このアルバムがリリースされたのは2年以上前のことである。私は結構早い時期にCDを入手していたのだが,全然記事にしていなかった。そんな間にJeff Lorber Fusionは来日してしまうし,このメンツの第2作もリリースされているのだから,何だかなぁって感じである。

まぁ,それはさておきである。単独でもリーダー作を発表できる3人の共演ということであり,期待は裏切られることはない。昨今のJeff Lorber Fusionの音楽に比べると,ややスムーズ度が高いが,質の高いフュージョン・ミュージックが全面的に展開されている。3人が単独もしくは共作でオリジナルを持ち寄って演奏しているが,クォリティは非常に高いと思える。それでもJeff Lorberが絡むと,JLFのように聞こえてしまうところが個性だねぇ(笑)。ゲストで参加するのがTill Bronnerってのが,このメンツならではってところか。

いずれにしても,どういうシチュエーションにでもあってしまいそうな音楽である。甘いの承知で星★★★★。まぁ,Apple Musicで聞いてりゃいいかって話もあるが,買っても損はしない。

Personnel:Jeff Lorber(p, key, g, synth-b), Chuck Loeb(g, b,key),Evarette Harp(ts, as, ss, EWI, key), James Genus(b), John Patitucci(b), Jimmy Haslip(b), Gary Novak(ds), Brian Dunne(ds), Lionel Cordew(ds), Lenny Castro(perc), A. Ray "The Weeper" Fuller(g), Till Bronner(tp)

«Robert Glasper Experimentの新作登場。ますますカテゴライズ不能に。

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