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2014年11月27日 (木)

出張中に見た映画:14/11編の一本目は「猿の惑星:新世紀(ライジング)」

Photo 「猿の惑星:新世紀(ライジング) ("Dawn of the Planet of the Apes"」('14,米,FOX)

監督:Matt Reeves

出演:Andy Serkis, James Clarke, Gary Oldman, Keri Russell

今回の中国出張で往路に見たのがこの映画である。「猿の惑星」のリブート版の一作目がなかなか面白かったので,これも劇場に見に行こうと思っていたのだが,タイミングを逃していたので,今回見られたのはよかった。

だが,機内エンタテインメントの限界なのだが,暗い画面の再生には機内エンタテインメントは適していない。この映画,非常に画像の暗いシーンが多いため,細部までちゃんと見られたかというと必ずしもそうではなく,そうした要素が印象を弱めている部分があるように思える。この映画,結構評価が高いのだが,それは猿と人間,猿と猿,あるいは人間と人間の対立を描いていることに,世情をオーバーラップさせることができるからかもしれない。

一方で,リブート版第1作から多少時間が経過した状態を描いているにしては,そうした要素を踏まえた場合,説明が成り立たないのではないかと思わせる部分があり,シナリオには弱点があることも事実である。私としてはその部分の落とし前がまだついていないのだが,2年後に公開されるらしい,リブート版最終作できっちり決着をつけてもらいたい。いずれにしても,私としては細部がよく見えないことへのフラストレーションが大きかったという印象が最も強いので,この映画を正当にレビューする資格はないなぁって感じである。しかし,CG技術の進歩は目覚ましいと感じさせるが,オリジナル「猿の惑星」におけるJohn Chambersによる特殊メイクも懐かしいって思っているのは年寄りだけ?(笑)

それにしても,この邦題は一体何なんだろう...。

2014年11月26日 (水)

いきなりのアフリカン・フレイヴァーにびっくりする"Virgin Beauty"

Virgin_beauty "Virgin Beauty" Ornette Coleman &Prime Time(Epic)

私はそこそこOrnette ColemanのCDも保有しているが,大ファンってわけでもないものの,ジャズ史の中で,重要な位置づけにある人だという認識はしている。だが,基本的にはそれまでになかったスタイルを打ち出したことにこし意義があるのであって,何でもかんでもいいというつもりもない。だが,エレクトリックな構成になっても,一種独特な味を醸し出す人であることは間違いないところである。

そんな私がこのアルバムを買ったのは,完全な気まぐれである。本当は"Of Human Feelings"を買うつもりだったのではないかと思うのだが,そっちがなかなか見つからないので,こっちを買ったって感じである。まぁ,DeadのJerry Garciaが参加していることも興味あったし...。

そしてアルバムを聞いてみると,素っ頓狂な(笑)感じの"3 Wishes"で幕が開くのだが,このアフリカ的なフレイヴァーはジャケに見られるような感じとイメージが合致するなぁって感じなのだが,そうしたフレイヴァーはこの1曲だけで,その後はどちらかというとファンクっぽさが強くなり,違和感なく進んでいく。Ornetteはここでは2ギター,2ベース,2ドラムスというバックを従えているが,編成から想像されるような音の重さは感じられないのが,Ornette Colemanらしいと言えばその通りだろう。この人の音楽はある意味での土臭さは感じさせるが,ヘヴィーだと思ったことはないのだが,何とも軽い感じのファンクである。

注目のJerry Garciaの参加であるが,3曲に留まるが,明らかにPrime Timeの2人のギタリストとはフレージングが違うので,すぐにわかってしまう。やっぱりGariciaはロックな感覚が強いのだ。そういう意味ではOrnetteが異分子と混ざるとどうなるのかってところに興味が湧くわけだが,Garciaの出番はあくまでも控えめなものなので,シナジーが効いているってところまでは行っていないと思う。一方で,80年代のポップ/ロックみたいな感覚を感じさせるところもあって,やっぱり時代だねぇなんて思ってしまった。

まぁ,それなりに面白いアルバムだと思うが,Ornette Colemanを聞くならこれからってことではないって感じである。星★★★☆ぐらいってところにしておこう。

Recorded in 1988

Personnel: Ornette Coleman(as, tp, vln), Denard Coleman(ds, key, perc), Calvin Weston(ds), Jerry Garcia(g), Bern Nix(g), Charles Ellerbie(g), Al MacDowell(b), Chris Walker(b)

2014年11月25日 (火)

中国弾丸出張完了

昨日の一便で上海へ向かい,更に新幹線で常州に移動し,現地で仕事をこなして,本日帰国である。ほとんど国内出張のノリであったが,中国国内の場所による気温差は身体にこたえるってのが,ちょっと日本国内とは異なる。昨日の上海はかなり暖かく,汗ばむほどの陽気であったが,移動後の常州の夜はしんしんと冷えていた。今日,上海に戻ると,昨日よりは結構クールな感じだったが...。

それにしても,往復ともにJALの機内エンタテインメントに不具合が生じ,システムをリブートしていたのは一体どういうことなのだろうか?往復ともに10分程度サービスが中断はしたものの,映画は何とか見終えることができたからよかったが,ちょっと情けないなぁ。まぁ,機材が古いってのも要因かもしれないが,それにしてもなってない。こんなことをしているようでは,客に愛想を尽かされても文句は言えないよなぁ。私が見ている画面上は何ら問題がなかっただけに,トラブルの原因(あるいはどんなトラブルだったか)がはっきりしないことにも,フラストレーションがたまってしまった。

ちなみに,今回は往復で1本ずつ。映画の感想はまた改めて。ってことで,若干お疲れ気味の中年音楽狂であるが,どうもまた12月には行かねばならないような...。次はもう少し余裕を持って行きたいものである(仕事だから無理か...)。

2014年11月24日 (月)

Bryan Ferryの新作:最大1曲に9人のギタリストが...

Avonmore "Avonmore" Bryan Ferry(BMG)

Bryan Ferryの新作がリリースされた。Ferryの前作はジャズ・アレンジによるFerryの曲集である"The Jazz Age"であるが,その手の企画に興味の持てない私は未聴である。よって,この手の路線のアルバムとしては4年前の"Olympia"以来ってことになる。

"Olympia"の時も「分厚い音」と表現した私だが,このアルバムは更に大変なことになっている。2曲目の"Midnight Train"にはなんとギタリストが9人も参加しているのである。確かによくよく聞いてみると,違う音色で違うフレーズを弾かせているようにも思える。"Olympia"からそういうところはあったが,最近はBryan Ferryはこういう芸風になったということなのかもしれないが,「お金掛かってるねぇ」と思う一方,その効果って100%出てるんだっけとも言いたくなってしまう。その一方で,最後のLeonard Cohenオリジナルの"Johnny And Mary"はTodd Terjeにプロダクションの大部分を任せた作りで,新たな部分も聞かせる。

だが,全体を通してみれば,音楽的には"Avalon"的なところも感じさせ,やっぱりBryan Ferryだと思わせる。冒頭なんて感覚的に"While My Heart Is Still Beating"かと思ってしまうぐらいである。いずれにしても,これはBryan Ferryのファンが聞けば,この世界に満足してしまうであろうことは間違いない。私は"Olympia"よりは,こっちのアルバムの方が曲のクォリティとしてはいいと思えるが,それは"Avalon"あるいは"Boys And Girls"の残り香のようなものを感じさせたからかもしれない。換言すれば,"Olympia"が新しいサウンド・プロダクションを狙った部分を感じさせたのに対し,Ferryの王道(?)に戻ったように感じさせる,私のようなある程度歳を食ったオーディエンスへのフィット感ゆえかもしれない。ってことで,伝統芸能のような安心感にも溢れた佳作と言ってもよい作品。星★★★★。

それにしても,ジャケに写るBryan Ferryの横顔,カッコいいよねぇ。69歳にして見事なダンディズム。私も十数年後かくありたいと思うが,まぁ無理だろうなぁ(爆)。

Personnel: Bryan Ferry(vo, key), Johnny Marr(g), Nile Rogers(g), Neil Hubbard(g), Oliver Thompson(g), David Williams(g), Steve Jones(g), Jeff Thall(g),  Chris Spedding(g), Jacob Quistgaard(g), Mark Knopfler(g), Paul Beard(key), Colin Good(p), Todd Terje(prog, synth), Marcus Miller(b), Guy Pratt(b), Neil Jason(b), Chris Lawrence(b), Tom Wheatley(b), Tara Ferry(ds), Andy Newmark(ds), Cherisse Osei(ds, perc), Frank Ricotti(perc), John Moody(oboe), Richard White(sax), Iain Dixon(sax), Robert Fowler(sax), Maceo Parker(as), Fonzi Thornton(vo), Laura Marin(vo), Emily Panic(vo), Hannah Khemoh(vo), Jodioe Scantlebury(vo), Bobbie Gordon(vo), Ronnie Spector(vo), Sewuses Abwa(vo), Shar White(vo), Michelle John(vo), Hanne Hukkelberg(vo)

2014年11月23日 (日)

コレクターはつらいよ(16):Renée Flemingのホリデイ・アルバムに2曲参加。

Christmas_in_new_york "Christmas in New York" Renée Fleming (Decca)

久しぶりのこのシリーズである。Brad Mehldau参加のアルバムを意地になって集めている私であるが,だからと言って,ブートやら既発音源を含んだコンピレーションまで蒐集しているわけではない。それでも,1曲しか参加していなくても,それが公的な音源である限りは,手に入る限り入手をするというスタンスは貫いている。本作については,結構時間が掛かってしまったが,ようやくカナダから到着したもの。主役はクラシックのソプラノ歌手,Renée Flemingであるが,そこにBrad Mehldauが2曲参加し,楚々としたピアノを聞かせてくれる。

Renée FlemingとBrad Mehldauと言えば,既に"Love Sublime"という作品を残している縁があるから,今回のゲスト出演にも違和感はない。そして,ここでやっているのがSandy Dennyの"Who Knows Where The Time Goes"とPaul Simonの"Love and Hard Times"というのが渋いねぇと思ってしまった。典型的かつ有名なホリデイ・ソングではないのだが,冬を感じさせるに十分な曲目である。特に前者の曲のよさには心底まいってしまった私である。多くの歌手にカバーされるのも当然という感じの名曲である。この2曲に関しては,Renée Flemingはクラシックぽさを控え目にしていて,その辺りも違和感なく聞ける理由である。いかにもソプラノ,ソプラノしていると引いてしまうだろうが,クラシックに抵抗のあるリスナーでも,この演奏ならまぁ問題ないだろう。

ってことで,こういう音源を追い掛けるのも大変ではあるが,それなりの楽しみもあるってことにしよう。いよいよホリデイ・シーズンが本格化したってことに,時間の経過の早さを感じる今日この頃である(苦笑)。

2014年11月21日 (金)

たまにはこういうことも。

Image見る人が見ればわかる世界ってことで。私には過分なボトルたち...。Mさん,大変ありがとうございました。

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