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2015年おすすめ作

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2017年1月24日 (火)

凄いぞ!Kendrick Scott。今日はやっと見られた彼のライブの戦利品だけアップ。

_20170123Kendrick ScottがCotton Clubで前回ライブをやったのは2013年9月のことだったはずである。私はその時も,Cotton Clubまで行って,ワインもボトルで頼んでおきながら,演奏開始直前にアクシデントが発生し,どうしてもその場を去らざるを得なかった。

それからの積年のリベンジへの思いを抱えていた私が,Kendrick Scottのバンドとしての再来日を知ったら行かないわけにはいかないということで,今年2回目のライブ参戦となった。

Kendrick_scott_i詳しくは改めてのご報告とするが,今日の戦利品はこれってことで,トラで入ったBen Wendel以外の4人のサインをゲットしたKendrick Scottの最新作である。Ben Wendelには申し訳なかったが,彼にはKneebodyで来た時に,サインをもらってしまっていて,今回はごめんなさいしてきた私である。併せて,いつものように「Kendrick Scottと私」の写真もアップしておこう。今回はモザイクでなく,半分以上私の顔をトリミングしたもの(爆)。

それにしても,レベルの高いバンドであった。まじで凄いわ。

2017年1月23日 (月)

Alex Sipiaginってシャープなラッパだよねぇ。

"Live at Bird's Eye" Alex Sipiagin(ArtistShare)

_20170121_2Alex SipiaginはCriss Crossにも多数のアルバムを吹き込んでいるし,Opus 5のようなバンドや,その他のミュージシャンのアルバムにもちょくちょく現れてくるフットワークの軽いミュージシャンである。私が彼のライブをSmallsで見たのはもう6年近く前になってしまったが,その時にも強い印象を残した人である(その時の記事はこちら)。

そんなAlex SipiaginがいつものCriss Crossからではなく,ArtistShareからリリースしたライブ・アルバムが本作である。もはや,ArtistShareのカタログにも載っていないので,本作はもう入手は難しいものになっているかもしれないが,これがSipiaginらしい,非常にタイトでシャープなアルバムである。

本作はOpus 5でのバンド・メイトであるBoris Kozrovが全編エレクトリック・ベースを弾いていることからもわかるように,コンベンショナルなジャズとは一線を画するもので,ファンク風味も感じさせる非常にコンテンポラリーなサウンドである。それはギターがDavid Gilmore(名前が似ているからよく間違われるが,Pink FloydのギタリストはDavid Gilmourであって,Gilmoreではない)であることからも想像できるが,日ごろからこういう演奏をしているのねぇということからも,Smallsで聞いた彼らのライブが蘇ってくる。

Alex Sipiaginはロシアの出身ではあるが,通常はNYCで生活,演奏していると見えて,いかにも現代のNYC的なサウンドと言っていい音が続けざまに出てくる。こういう音を好物とする私は,聞いているだけで喜んでしまうわけだが,前にも書いたが,やはりこの人の音楽は私と相性がよいようである。全部が全部いいとは言わないが,かなりの確率で,私にフィットする音楽を提供してくれるありがたいトランぺッターである。いまやディスクが希少となってしまったことも含めて甘いの承知で星★★★★☆。

それにしてもAlex Sipiaginって,日本ではマンデイ満ちるの旦那としての来日,活動が多くて,ジャズ・ミュージシャンとしての活動があまりないのは本当にもったいない。こういうラッパを日本のライブ・ハウスでも聞かせて欲しいと思っているのは私だけではないはずである。

Recorded Live at Bird's Eye Jazz Club, Basel, Switzerland on April 16 & 17, 2004

Personnel: Alex Sipiagin(tp, fl-h), David Gilmore(g), Boris Kozrov(b), Gene Jackson(ds)

2017年1月22日 (日)

Polliniの新譜を買ったのはいつ以来か?

"Chopin: Late Works" Marizio Pollini (Deutsche Grammophon)

_20170121久しぶりのクラシック・ネタである。私がMaurizio Polliniの新譜を最後に買ったのは「平均律」のはずなので,Polliniの新譜を買うのは7~8年ぶりってことになる。その間にもPolliniは新譜を出していて,ショパンに関しても「24の前奏曲集」があったし,そのほかにもいろいろ出ていたはずだが,昔の私なら,間違いなく買っていたであろうそうしたディスクを購入しなくなってしまった。まぁ,Polliniも巨匠なので,もちろん私を失望させるような演奏はしないだろうが,今やPolliniも75歳となり,昔感じれられたような一種のシャープさとは異なる感覚になってくるのは当然のことと思う。そもそもクラシックに限らず,CDの購入枚数が激減している状況であるし,このアルバムとてApple Musicで聞けてしまうのだから,何もCDで買う必要はなかったが,ついついポチってしまった(苦笑)。

そして,ようやくデリバリーされたCDを聞いてみると,非常に残響の効いた録音のように聞こえる。ミュンヘンのヘラクレスザールにおける録音で,スタジオ録音というよりも,コンサート・ホールで聞いているような気分になってしまう。長年,Polliniはヘラクレスザールでの録音を行っているから,録音環境ではなく,成熟度が増したと考えるのがいいのだろうが,いずれにしても非常に美しい演奏であることは間違いない。とにかく,ここには聞いていて,何じゃこれは思わせる要素は何もない。もちろん,それはいいことなわけだが,極めて真っ当な解釈及び演奏は,今までの名ピアニストの演奏でも聞いていてもいいのではないかと思えるのも事実であり,敢えて今,Polliniの演奏でこれらを聞かなくても,Samson Françoisで聞いていてもいいような気がしてしまうのが,私の方の変化ってことなのかもしれない。

逆にこれを聞いて,改めてSamson Françoisのショパン・レコーディングを聞き直したくなったってのが私の天邪鬼なところである。Polliniの演奏は本当に王道というか,こう弾きましょうって感じの演奏とも言えそうな演奏である。星★★★★。

Recorded in 2015 & 2016

Personnel: Marizio Pollini(p)

2017年1月20日 (金)

コレクターはつらいよ:番外編

Chris_thile_brad_mehldau_2間もなくリリースされるChris ThileとBrad Mehldauのデュオ・アルバムであるが,既にこのブログにも書いた通り,困ったことにと言うか,LP版にはFiona Appleの"Fast As You Can"がボーナス・トラックとして収録されているので,これは買わないといけない。そして,日本の国内盤CDにはGillian Welchの"Dark Turn of Mind"がボーナス・トラックとして入っているそうである。

こうなると,LPは発注済みの私だが,国内盤CDをボートラだけのために購入しないとならなくなってしまった。コンプリートなんて目指しているからこういうことになるのだが,まぁ仕方がないねぇってことで。国内盤のリリースは3月らしいので,取り敢えずはLP到着を待つこととし,当面は発売日にデリバリーされるであろうMP3版を聞くことにしよう。

やっぱりコレクターはつらいのだ(苦笑)。だったらやめればいい?ここまで来たらやめられまへん(きっぱり)。

2017年1月17日 (火)

今日は父の遺品のChet Bakerを聴く。

"Heartbreak" Chet Baker (Timeless)

_20170116私はChet Bakerのラッパが結構好きな方だが,自分が保有している音源はPacific Jazzとか古いものがほとんどである。別に晩年のChet Bakerを否定している訳ではなく,CTIに吹き込んだアルバムや,日本でのライブ盤もそこそこ評価しているつもりである。だからと言って,晩年のアルバムの方が,昔のアルバムよりいいというつもりもないのだが,今日は私の父の遺品であるこのアルバムを聞いた。

これは生前のChet Bakerの演奏に,死後にストリングスをオーヴァーダブしたもので,はっきり言ってしまえば,Chet Bakerの意図が反映されない企画アルバムである。しかもこの選曲は...と思わせるほど,大スタンダードに偏っているところに,商売っ気を感じない人間はいないだろう。しかし,Chet Bakerのラッパとヴォーカルに,ストリングスって結構マッチするねぇと思わせるところ,あるいは私が思ってしまうところに私の弱みがある(笑)。だって,落ち着いてて結構いいと思えるのだからしょうがないのである。

With Stringsのアルバムっていうのは実は結構難しいところがあると思っていて,私が今まで聞いた中で,一番いいのはWynton Marsalisの"Hot House Flowers"(記事はこちら)だと思っているが,ビタースウィートと言うべきWyntonに比べれば,本作なんて甘々の甘々である。だから,高く評価するつもりなんて毛頭ないのだが,夜,ウィスキーでも傾けながら聞くには丁度いいと思えるそんなアルバムである。

まぁ,小難しいこと言わず,楽しみましょう。それでいいのだ,とバカボンのパパのようになってしまった。星★★★☆。東京のライブの"Memories"も父の遺品だったが,私の父は結構こういうのが好きだったんだなぁと思ってしまった。その割にBrian Bladeがいいとか,Kenny Kirklandがいいとか,不思議な審美眼を持つ父だったなぁと今にして思う。間もなく父の16回忌である。また父の好きだったディスクでも聞いてみることにしよう。

Recorded between 1986 and 1988 for Chet Baker Recordings and Strings Recorded on April 18-22, 1991

Personnel: Chet Baker(tp, vo), Harold Danko(p), Michel Grailler(p), John Burr(b), Ricardo Del Fra(b), Ben Riley(ds), John Engels(ds)

«新譜のリリースを前に,Benedikt Jahnel TrioのECM第1作を聞く。

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