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2015年4月24日 (金)

TOTOの新作は悪くはないと思うが,決定的なキラー・チューンがないかなぁ...。

Toto_xiv_2"TOTO XIV" TOTO(Frontier Recordings)

TOTOの新作がリリースされて,チャート・アクションも上々のようである。このアルバム,店頭でも,ネットでも結構品薄状態が続いていて,価格も妙に高いので,私は格安のアメリカのセラーから飛ばしていたので,デリバリーには時間が掛かってしまった。しかし,デリバリーされてから結構な時間が経っているにもかかわらず,なかなか記事にする時間がなかったのだが,ようやく記事のアップである。よかった,よかった(笑)。

このアルバムのリリースと相前後して,Mike Porcaroが亡くなったが,その代役を多くのベーシストが務めており,その中には懐かしやDavid Hungateも含まれている。そして,ドラムスはKeith Carlockが昨年のライブの流れを引き継いで,継続参加している。Carlockは我々の世界では有名人だが,一般的な知名度はまだまだということで,去年のライブでもSimon Phillipsの不在を嘆く人も多かったわけであるが,ライブの場でもそうだったし,レコーディングにおいても,その親和性には全然問題ないってことは,ここでの演奏を聞けば明らかである。

冒頭の"Running Out of Time"のハード・ドライビングな演奏が聞こえてきて,これはなかなかいいと思わせる。歳を取っても,TOTO節健在である。だが,聞き進むにつれて,レベルが高い演奏であることは認めつつも,やはり昔のような曲の魅力があまり感じられないと思ってしまう。これは私の頭の中に擦り込まれてしまっている往年の曲の数々の魅力を,このアルバムに収められた曲が上回れないということにほかならない。

"Chinatown"のような曲を聞いていると,既視感に襲われる瞬間もある。だからイメージは壊れるものではないとは思うのだが,決定的なキラー・チューンがないように思えてしまうのがちょっと残念である。だからと言って,このアルバムが悪いということではない。水準は保っているのは間違いないが,更に上を求めてしまうのが,我々年寄りってことになる。もちろん,今後のライブにおいては,このアルバムからの曲も演奏するだろうが,やはり受けるのは昔の曲になってしまうんだろうなぁと思ってしまった。まぁ,それは本人たちもわかっていることだろうが。ってことで星★★★☆。

ちなみに,TOTOは今年の夏はYESとダブル・ビルでライブをやるそうである。会場には年寄り大集合になってしまうねぇ(爆)。ついでに言っておくと,TOTOのアルバムでMichael McDonaldの声を聞くとは思っていなかったなぁ。

Personnel: Steve Lukather(vo, g, b), Joseph Williams(vo, key, perc), David Paich(vo, key, b), Steve Porcaro(vo, key), Keith Carlock8ds, vo),with David Hungate(b), Tal Wilkenfeld(b), Leland Sklar(b), Tim Lefebvre(b), Lenny Castro(perc), Martin Tillman(cello), C. J. Vanston(synth, vo),Michael McDonald(vo), Amy Keys(vo), Mabvuto Carpenter(vo), Jamie Savko(vo), Emma Williams(vo), Tom Scott(sax)

2015年4月23日 (木)

旅の道連れのSOS

Image

"Live at the Jazz Cafe" Swing Out Sister (Fontana/Mercury)

相変わらず出張中の私なので,シリアスな音楽は聞いてられないということで,移動の道すがらチョイスしたのが本盤である。私はSwing Out Sisterのデビュー作を高く評価しているが,それと同じぐらいのプレイバック回数を誇るのが本作である。10曲入りフル・バージョンは当初日本でリリースされて,海外では短縮バージョンが別のCDのオマケでついていたように記憶する。

私がSwing Out Sisterのアルバムが出るたびに買っていたのも,もはや過去のことになってしまったが,優れたポップ感覚を有するバンドだったことは事実であり,今,本作やデビュー盤を聞いてもそうした印象は揺るがない。だが,本作を聞いた時に驚いたのは,ライブでも十分行けていたということだ。チャラいポップ・バンドではないということは確実に実証されている。だからこそ,私は長年この作品をことあるごとに聞いてきたのだ。

改めて今回聞き直してみて,つくづくいい曲が多いということに気づかされるし,これまで未聴の皆さんにはこれからでも聞いて欲しいと思ってしまうナイスなアルバム。その後マンネリ化したのは仕方ないとしても,その前には本当にいいバンドだったと思う。星★★★★★。マジでいいですわ。

2015年4月22日 (水)

出張続きで記事が書けない...

日曜日から出張に出ており,全く記事をアップする余裕がない私である。まぁこういうこともあるってことで。明日は何か書きたいなぁ。

2015年4月20日 (月)

久々のDavid SanbornとMarcus Millerのコラボ作

_20150414"Time And the River" David Sanborn(Okeh)

David Sanbornの音楽において,Marcus Millerが果たした役割は大きかったと思う。私にとっての彼の最高作は,今も昔もMarcusプロデュースの”Straight to the Heart"であり,Marcus がプロデュースに関わった"Change of Heart"冒頭の"Chicago Song"は,その後のSanbornの人気曲になったからである。その後も”Close Up"やら"Hearsay"があるが,私はやっぱり前掲の2作の印象が強い。そして,プロデューサーではないが,"Double Vision"でベースを弾いていたのはMarcusだしねぇ。

そんな彼らはライブの場では,故George Dukeも交えたDMS等で共演を続けてきたが,MarcusがSanbornをプロデュースするのは久しぶりだし,CDでの共演も15年ぶりになるらしい。本作は,まずはそのことが話題の第一となるわけだが,正直言って昨今の渋みを増したSanbornの音楽に昔ほどの魅力を感じなくなっていた私でも,このアルバムのリリースを知って,即発注してしまったのであった。

私はPledgeMusicでSanbornのサイン入りのCDを発注したが,事前にダウンロード・ファイルが届いたことはこのブログでも既に記事にした通りだが,先日,現物がデリバリーされたものである。まぁ,このジャケはどうなのよって気もするが,まぁそれはそれとして,今回のアルバムは,ほぼ固定メンツで録音されており,最近のソウル・フレイヴァーが勝りがちのSanbornのアルバムの中では,比較的コンテンポラリー度が高いのは,Marcus Millerプロデュースゆえと言えるかもしれない。

そうした中で,音は結構デッドな響きを有しており,サウンド的にはいかにもフュージョンっていう感じにはなっていないが,むしろこういう音楽には装飾を華美に施すより,こういうトーンの方が合っているような気もする。よくよく考えてみれば,Sanbornも今年で70歳であるから,そりゃあ昔とは違って当たり前であり,むしろ年相応の音であり,演奏ぶりと言えるかもしれない。現在のSanbornに何を求めるかにもよるが,まだまだ現役で行けることは十分に実証されていると思う。星★★★★。

Personnel: David Sanborn(as), Roy Assaf(p, key), Ricky Petersen(org), Yotam Silberstein(g), Nicky Moroch(g), Marcus Miller(b), Marcus Baylor(ds), Javier Diaz(perc), Peter Hess(ss, b-cl, a-fl), Justine Mullens(tp), Tim Vaughn(tb), Larry Braggs(vo), Randy Crawford(vo)

2015年4月19日 (日)

Paul Walkerを偲んで「ワイルド・スピード Sky Mission」である。

Furious_7「ワイルド・スピード Sky Mission("Furious 7")」('15,米,Universal)

監督:James Wan

出演:Vin Diesel,Paul Walker,Jason Statham,Michelle Rodriguez,Kurt Russell

前作から約2年,その間に交通事故で主役の一人,Paul Walkerを失い,どうなることかと思わせたが,かなりの部分はPaul Walkerの生前に撮り終えていたようである。一部,代役を立てている部分があるようだが,映画としては彼が亡くなったことを感じさせないものとなっている。今後のシリーズの継続はどうなるのかと思わせるが,Paul Walker演じるBrian O'brienは足を洗って家族と平和に生きるってことになるのではないかと思う。キャスト陣も,彼に代わる役者を立てることはよしとしないだろう。

それはさておきであるが,この第7作,かなり無茶苦茶な話であり,荒唐無稽度は更に上がっている。シナリオの穴を探せば突っ込みどころ満載であるが,とにかくまぁよくも壊すわってぐらいいろいろなものを破壊している。そうした話を作る上で,Jason Stathamが悪役として目立ちまくっている。「そんなアホな」みたいな感じも,Jason Stathamならありだなと思ってしまうから不思議である。

とにかく,話は前述の通り無茶苦茶である。よくもまぁここまで壊すわって感じだが,前作のエンド・ロールで出てきたようには東京のシーンは出てこない。まぁ,それは既に第3作「Tokyo Drift」で描いているからってことになろうが,それにしても,いろいろなところを舞台にするものである。今回最も笑えたのはアブダビのシークェンスであったが,実際私はゲラゲラ笑いながら見ていた。そして,出てくる人間が全部強過ぎだろうと思いつつ,映画では不死身のようなPaul Walkerが,現実社会ではあっさり自動車事故で死んでしまうことを皮肉と思わずにはいられない。

いずれにしても,この映画についてはどうこう理屈を述べるのは馬鹿げていて,単純にこのアホらしさ加減を楽しめばいいのだと思ってしまう。そして,ラストのシークェンスにおいて,Paul Walkerの死を惜しんでいた私であった。いつもああでもない,こうでもないとしょうもないと思った映画をけなしている私だが,このシリーズについては許してしまう自分が笑える。一貫性がないねぇ。でも星★★★がいいところだろうな。

それにしても,公開翌日ということもあり,劇場は相当混んでいたなぁ。当たり前か(苦笑)。

2015年4月18日 (土)

京都の夜

Photo_7先日,ポーランドからのお客さま共々,京都で仕事があった(決して観光が目的ではない)のだが,当日の懇親会の後,移動の道すがら,エキゾチックな雰囲気を味わって頂こうということで,移動の車のドライバーにお願いして,祇園を訪れた時の写真である。辰巳神社界隈で撮影した写真だが,こういう感じって日本人でもエキゾチズムを感じるんだから,外国からのお客さんは尚更だろうなぁ。

川面と葉桜の組み合わせがいいねぇ。

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