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2014年7月24日 (木)

出張中につき。

7/22から三連泊で群馬に出張中である。群馬と言えば気温が高くて何かと話題になるが,実際暑い‼︎外を歩いているともわ〜っとするので大変だ。だからこそ仕事が終わるとビール、ビールとなってしまうのも仕方がないことだが,痛風発作が怖くて日頃はあまりビールを飲まない私も,ついついビールに手が伸びるのだ(言い訳)。

こんなことをやっている一方で,世の中では信じ難いことが起こっている。マレーシア航空の撃墜事件である。誰がどう見ても誰に責任があるのが明らかでも,くだらない論理を振り回してそれを否定しようとする日本人が,FBやTwitterで勝手に述べていることを見るといたたまれない気分にならざるを得ない。何かと言えば,メディアの偏向という理屈しか彼らには信じるものがないのかとさえ思いたくなる。ワン・パターンもいい加減にして欲しいもんだ。

自分の論理の正当性を訴えることと,真っ当な判断力を持つことは別問題だと思えないならば,誰も彼らの言うことに耳を貸さないのにねぇと思わざるを得ない。ネット上にはそうした無責任野郎がいるのは事実だし,それを生んでいるのが匿名性だってのは明らかだ。私のブログにもそういう奴らが悪辣なコメントを書き込むが,彼ら,彼女らに共通しているのは匿名だってことである。自信があるならハンドル・ネームぐらい書けよと言っておこう。匿名だったら公開しないってオプションもあるが,いずれにしても卑怯なやり方でしか持論を展開できない読者ならばアクセスしてもらわなくても全然問題なしである。

2014年7月23日 (水)

Steve Miller Bandの大ヒット・パレード

Steve_miller_band_live "Steve Miller Band Live!" Steve Miller Band (Capitol)

昨日に続いて懐メロである。私が"Fly Like an Eagle"にしびれたのが1976年のことであるから,もう40年近くも前のことである。今でも件のアルバムは私は相当好きだと言ってもいいが,そうは言ってもSteve Miller Bandが超メジャーだったのはその後6~7年のことだったと思う。このライブ盤も彼らの大ヒット・パレードのような選曲にも関わらず,ビルボードのポジションは125位どまりだったことを考えると,既にこの段階で人気のピークは過ぎていたということである。

だが,こうして久しぶりに聞いてみると,やっぱりまだまだ勢いがあったよねぇという感じで,私としては懐かしいやらなんやらで結構楽しんで聞いてしまった。今の時代だったらありえないような収録時間(39分弱)だが,どうせならベスト盤的に2枚組にしてもよかったものを,1枚で完結させるところがまた潔く感じてしまう。いずれにしても,ポップさとブルージーな感覚をうまくバランスさせたバンドだったなぁと思ってしまった。

本作にはBoz Scaggsがこのバンドにいた頃(アルバムで言えば"Sailor"収録)の曲である"Gangster of Love"や"Living in the USA"も収録されているが,この2曲が結構魅力的なところを感じさせて,非常にいい感じである。いずれにしても,往時のヒット曲を次から次へと繰り出し,ライブの場に入れば,オーディエンスは絶対楽しんだだろうねぇと思ってしまう。だが,この人,日本には来たことがないようなので,絶頂期のライブに触れる機会はなかったのだが,これを聞いていればライブ・バンドとしてもまぁまぁいけていたと思える。まぁ,ブルーズ指向も結構強い人たちだったから,日本での受けは限定的だったかもしれないが,今年の夏はJourney,Tower of Powerとアリーナ・ツアーをやっているんだから,米国では今でもある程度いけているということであろう。

正直言ってしまえば,このライブの演奏って軽いなぁとも思うのだが,沢山ヒット曲を聞けてOK,OKっていうこちらも軽いノリで聞いていれば何の問題もない。歴史に残るアルバムでもなんでもないが,エンタテインメント・アルバムとして楽しめばいいという作品だろう。私は好きなのは言うまでもない(笑)。星★★★★。

Recorded Live at the Pine Knob Amphitheater, Detroit on September 25, 1982.

Personnel: Steve Miller(vo, g), John Massaro(g), Kenny Lee Lewis(b), Norton Buffalo(hca), Byron Allred(key, synth), Gary Mallaber(ds, perc, key)

2014年7月22日 (火)

ちょっと感じが変わったような気がするSomiの新譜

Lagos_music_salon "The Lagos Music Salon" Somi (Okeh/Sony)

以前,このブログでも取り上げて(記事はこちら)かなりの絶賛をしたSomiの新譜が,メジャーのソニー系列のOkehレーベルからリリースされた。実は買ってから多少時間が経ってしまっているのだが,まだまだ新譜として捉えていいだろうということでのご紹介である。

Somiはそのバックグラウンドからしても,あるいはサウンドからしても,アフリカ音楽の影響の強いジャズ,あるいはジャズよりもワールド・ミュージック寄りのヴォーカルとして捉えることも可能である。但し,本人も言っているように,彼女の音楽にはジャンル分けはあまり必要ないのではないかと思える。だが,今回はサウンド的にアフリカ的な要素は前作よりも強まったようにも感じられる。そして,ビートが前作より強化されたというところであろうか。

正直言ってしまえば,私は前作の方が好みではあるが,この作品とて,決して悪い出来ではなく,むしろいい出来だと言ってもよい。だが,このちょっとしたイメージの変化が気に入るか気に入らないかはリスナーの判断次第ということで,リスナーなんてわがままなものなのである。

だが,前作同様,歌唱と伴奏のバランスがうまく保たれながら制作されていて,これはプロデュースがしっかりできていることの証である。もちろん,その前にSomiというミュージシャンの実力があってこそだが。本作でも前作に続いて,百々徹がピアノでナイスなバッキングをしているが,彼のピアノが本作をより魅力的に響かせていることは特筆しておきたい。私は前作の方を推すが,本作も十分星★★★★には値する佳作。

それにしても,先行リリースされた"Last Song"は美しいメロディ・ラインで始まり,ここでも百々徹のピアノが効いているが,テンポ・アップすると曲の魅力が多少落ちるように思ってしまうのは,多分私がLiberty Ellmanが弾くアフリカ的ギターがあまり好みではないからなんだろうなぁと思う。多分Lionel Louikeが好きになれないのと同じような感覚をおぼえている。アフリカ音楽に抵抗はないのだが,多分,この手のギターがダメなのだと思う。

Personnel: Somi(vo), 百々徹(p), Liberty Ellman(g), Michael Olatuja(b), Keith Witty(b, ds-prog), Otis Brown III(ds), Sheldon Thwaites(ds, perc), Abraham Laniate(talking ds), Ambrose Akinmusire(tp), Jerrick Matthews(tb), Michael Dease(ts), Cochemea Gastelum(sax), Christophe Penzani(fl), Etienne Charles(horn arr), Cobhams Asuquo(perc, ds-prog, vo), Ayanda Clarke(perc), Wura Samba(perc), Michael Boyd(ds-prog), Angelique Kidjo(vo), Common(vo), Olaltan Dada(vo), Chima Eluwa-Henshaw(vo), Uzo Enemanna(o), Priscilla Nzimiro(vo), Alicia Olatuja(vo), Re Olunuga(vo), Karibi Fubara(vo), Kamal Ajiboye(vo), Pheel(vo), Ikon(vo), Jinmi Sonuga(vo), Conrad Harris(vln), Pauline Kim Harris(vln), Caleb Burhans(vla), Peter Sachon(cello)

2014年7月21日 (月)

ある方のリクエスト(?)により,今日はUriah Heepである(笑)。

Uriah_heep "Look at Yourself" Uriah Heep(Bronze)

「対自核」である(なんでやねん?)。私が突然Uriah Heepを取り上げるとは,読者の皆さんにとっては,そっちの方がなんでやねん?であろう(笑)。これには理由があって,いつもお邪魔している新橋のテナーの聖地「Bar D2」でよくご一緒させて頂くMさんにはこのブログもご覧頂いているようなのだが,「ロックについても書いて!」というご指示を頂戴してのセレクションである。その時の会話でUriah Heepという名前も出てきていたので,おぉっ,そう言えば「対自核」は持っていたなぁ,あるいはボックスもあったはずだなんてことでの登場である。とは言いながら,ボックス・セットはどこかにしまい込んでいて,出てきていない(爆)。実家かなぁ?

このアルバムがリリースされたのは1971年のことであり,私としては同時代ってわけにはいかない。71年と言えば,私はまだ小学生の4年生であるから,まだまだ洋楽には目覚めていない歌謡曲真っ只中の子供であった。よって,この音楽は当然のことながら後追いで聞いたわけだが,やっぱりこれは仰々しいオルガンがサウンドの鍵だよねぇなんて思ってしまう。それは裏を返せば,Ken Hensleyのオルガンの音がこのバンドの個性のかなりの部分を担っていたように感じる。また,オルガンを弾いていなくても,Hensleyのスライド・ギターはかなり重要な位置づけを占めていて,本作における彼の役割は極めて大きかったことがはっきりする。全ての曲の作曲にも関わっているのだから,それはそれで当然だが,ハード・ロック的なものと,オルガンに起因するであろうプログレ的なフレイバーがうまくミックスされていたと言ってよいように思う。

そして,このアルバムが評価された要因としては,彼らのライブの重要なレパートリーを占めるに至ったタイトル・トラックや"July Morning"のような曲が収められているということであろう。まぁ,これだけしっかりしたメロディ・ラインを展開されたら,当時の特に日本人のリスナーの大体がまいってしまうのではないかと思えるほどである。

ということで,この音源は既に40年以上の前の作品であって,往時を懐かしみながら聞くってのが私にとってのやり方であるが,まぁ暑苦しいって言えばその通りである(笑)。星★★★★。

それにしても,本作のタイトル・トラックをザ・ピーナッツがライブでカバーしていたというのが凄い。彼女たち,同じステージでクリムゾンの"Epitaph"もやっちゃっているので,進取の精神が感じられるねぇ。面白いので「対自核」と「エピタフ」の音源も貼り付けておこう。いやはや凄い時代というか,何でもありだったのねぇ(笑)。でもこの記事,Uriah Heepとザ・ピーナッツのどっちがメインかわからなくなってきたなぁ(爆)。

Personnel: David Byron(vo), Mick Box(g), Iain Clark(ds), Ken Hensley(org, p, g, vo), Paul Newton (b) with Manfred Mann(synth), Ted, Mac and Loughty of Osibisa(perc)

2014年7月20日 (日)

"Fuse One":これももはや懐メロである

Fuse_one "Fuse One" Fuse One(CTI)

このアルバムが出たのが1980年,今にしてみれば,強烈なキャストが揃っているセッション・アルバムだが,McLaughlinやCoryellが参加している割に,耳馴染みがいいのが意外(笑)である。

そもそもこのアルバム,グループ名はFuseでその1枚目だから"Fuse One"だったという話もあるはずだが,その後出た"Silk"や"Ice"というアルバムでも,グループ名はFuse Oneとなっているから,最終的にはこれが正式グループ名(というかプロジェクト名?)と言ってよいのだろう。まぁ,今にして思えば,時代の徒花だったと言ってもよいのだが,それでも意外な組合せによる意外な演奏集ということでは懐かしいものだ。

何と81年には「Fuse Oneの精鋭たち」を名乗って来日して,新宿厚生年金会館ほかでライブを行ったわけだが,私は大学に入ってギターを買った時に,楽器屋でもらったタダ券でそれを見に行った記憶がある。その時はJoe Farrell,Steve Khan,Jeremy Wall,Ronnie Foster,Will Lee,Nduguというある意味いいメンツではありながら,華がないという構成であったが,客入りは今イチだったような...(はっきり覚えていない)。それに比べると,本作のメンツはやっぱり派手。曲によって雰囲気が随分違う曲もあるが,まぁ,それはそれとして,往時の演奏の楽しめばいいのではないかと思う。

まぁ,曲の中ではCMにも使われていた"Double Steal"が懐かし過ぎって感じである。スメタナの「モルダウ」をアレンジした"Waterside"の哀愁度も捨て難く,全体としては大甘承知で星★★★☆。

Personnel: Joe Farrell(ts, ss, fl), Larry Coryell(g), John Mclaughlin(g), Victor Feldman(key), Jeremy Wall(key), Ronnie Foster(key), Don Grusin(key), Jorge Dalto(key), Stanley Clarke(b), Will Lee(b), Ndugu Leon Chancler(ds), Tony Williams(ds), Lenny White(ds), Paulinho Da Costa(perc), Roger Squitero(perc), Hugh McCracken(hca) with Strings

2014年7月19日 (土)

先日見た映画:「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

Edge_of_tomorrow_poster 「オール・ユー・ニード・イズ・キル("Edge of Tomorrow")」('14,,米/豪,Warner Brothers)

監督:Doug Liman

出演:Tom Cruise,Emily Blunt,Brendan Gleeson,Bill Paxton

先日,「ノア 約束の舟」とはしごした映画である。

この映画,私は日本のプロモーションのやり方で随分損をしているように感じるのだが,気のせいだろうか。これは単なるSF/アクション映画と言ってもよいのだが,着想が非常に面白いと思える。そもそも私は本作の原作である桜坂洋の小説には全く接点がなかったわけだが,考え方としては「"ドラクエ"や”FF"のようなRPGのステージにおいて,ボスキャラ,その他のザコキャラ(笑)に戦いを挑み続け,倒されてはその都度出直しをさせられながらも,ちゃんと学習して,次のステージに進んでいくプレイヤー」を主人公に当てはめるとこうなるって感じである。

というわけで,そういう観点(RPGで苦労した経験があればあるほどわかるはずだ)でこの映画を見ればなるほど,と思えるし,RPGをやったことがない人間にとってはなんでそうなるねん?の世界だろう。正直言って原作に従って「ギタイ」と呼ばれる異星人(?)は気色悪いが,まぁそれはそれとしても,この映画,非常に評価が高いのはその「着想」ゆえではないかと思える。「そんなんありえへん」と言った瞬間,この映画は終わりなので,それをどこまで許容できるかによって,評価は随分違うはずである。だからこそ,この映画の着想をうまく伝えると,この映画の面白さはもっと伝わるはずだと思うが,宣伝においてはなんだかTom Cruiseのアクションばかりに軸足が置かれているように思えて,やはりもったいないと思える。

もちろん,今後も築かれていく映画の歴史の中で,極めて重要な作品と言うつもりはないが,それでもこれは結構面白く出来ている映画として私は評価したいと思う。はっきり言って「ノア」よりははるかに面白かった。エンタテインメント職人,Doug Limanの面目躍如ってところだろう。星★★★★。

2014年7月18日 (金)

聞き方を変えて聞いてもやっぱりよいものはよい"Ballads"

Ballads "Ballads" John Coltrane (Impulse)

私の誕生日はColtraneの命日と同じでも,彼が亡くなった年と,私が生まれた年は違うので,生まれ変わりなんて言うつもりはないが,それでも「因果だよねぇ~」なんて言いたくなるのはジャズ好きの性である(爆)。

それはさておきであるが,新橋のテナーの聖地「Bar D2」にお邪魔させて頂くと,私よりもはるかに音楽に対して洞察の深いマスターに教わることが多々あるのだが,最近のテナー・サックスの聞き方で「へぇ~」と思ったのがビブラートの能力だと思った。今まであまり気にしたことがなかったのだが,ちゃんとビブラートを利かせられるかどうかっていうのは,プレイヤーの立場からは重要であっても,聞き手の立場からは意識できていなかったというのが正直なところである。

だが,お店でいろいろなテナーを聞かせて頂くと,それが一目瞭然(一聴瞭然?)なのである。全然できない人と,ちゃんと出来る人の違いは天と地ほどの差がある。John Coltraneに関して言えば,「出来る人」の典型みたいな感じであり,改めて今更ながらこのアルバムを聞いてみると,おぉっ,確かに違うぞと思わせてくれる。

John Coltraneというのはどちらかというと激しい方に目が向きがちであるが,今,ビブラートという点に注目して本作を聞いてみると,John Coltraneというサックス・プレイヤーのレベルの違いを感じさせるに十分だと思ってしまうのだ。言っておくが,Sam Taylorのように演歌的なノリのビブラートでは決してない(当たり前だ!) 。50年代にMilesのバンドに招かれた時に,イモだと言われたというのが嘘みたいというか,当時からMilesはColtraneの実力をちゃんとわかっていたのだということを,よくわからせてくれる演奏である。こうして違う観点で音楽を聞くと,別の楽しみが生まれるという典型である。

いずれにしてもあぁだこうだと言っていても,このアルバムにケチをつけること自体無理だと思うので,星★★★★★しかないとは思うが(笑)。

Recorded on December 21, 1961, September 18 and November 13, 1962

Personnel: John Coltrane(ts), McCoy Tyner(p), Jimmy Garrison(b), Elvin Jones(ds)

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