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2014年11月23日 (日)

コレクターはつらいよ(16):Renée Flemingのホリデイ・アルバムに2曲参加。

Christmas_in_new_york "Christmas in New York" Renée Fleming (Decca)

久しぶりのこのシリーズである。Brad Mehldau参加のアルバムを意地になって集めている私であるが,だからと言って,ブートやら既発音源を含んだコンピレーションまで蒐集しているわけではない。それでも,1曲しか参加していなくても,それが公的な音源である限りは,手に入る限り入手をするというスタンスは貫いている。本作については,結構時間が掛かってしまったが,ようやくカナダから到着したもの。主役はクラシックのソプラノ歌手,Renée Flemingであるが,そこにBrad Mehldauが2曲参加し,楚々としたピアノを聞かせてくれる。

Renée FlemingとBrad Mehldauと言えば,既に"Love Sublime"という作品を残している縁があるから,今回のゲスト出演にも違和感はない。そして,ここでやっているのがSandy Dennyの"Who Knows Where The Time Goes"とPaul Simonの"Love and Hard Times"というのが渋いねぇと思ってしまった。典型的かつ有名なホリデイ・ソングではないのだが,冬を感じさせるに十分な曲目である。特に前者の曲のよさには心底まいってしまった私である。多くの歌手にカバーされるのも当然という感じの名曲である。この2曲に関しては,Renée Flemingはクラシックぽさを控え目にしていて,その辺りも違和感なく聞ける理由である。いかにもソプラノ,ソプラノしていると引いてしまうだろうが,クラシックに抵抗のあるリスナーでも,この演奏ならまぁ問題ないだろう。

ってことで,こういう音源を追い掛けるのも大変ではあるが,それなりの楽しみもあるってことにしよう。いよいよホリデイ・シーズンが本格化したってことに,時間の経過の早さを感じる今日この頃である(苦笑)。

2014年11月21日 (金)

たまにはこういうことも。

Image見る人が見ればわかる世界ってことで。私には過分なボトルたち...。Mさん,大変ありがとうございました。

2014年11月20日 (木)

取り敢えずの記事アップ

訳あって数日東京を離れていたのだが,その間にも家には続々とCDがデリバリーされていて,聞いている時間が足りない。ブログに記事をアップしようとして,音源には触れているのだが,データもはっきりしない部分もあって,結構苦労している。

そんな中,ようやく家に戻ってきて,今日はBryan Ferryの新譜を聞いているのだが,音楽そのものはFerryの音楽そのものなのだが,音が結構ローファイな感覚があるのが不思議である。これが私の気のせいなのかは,もう少しちゃんと聞いてみないとわからないが,彼のことだから意図的なんだろうなぁ。ってことで,ちゃんと記事をアップできないままだが,まぁ,こういうこともあるってことで...。それにしても我ながら取り敢えず感に溢れてるなぁ。

2014年11月18日 (火)

Billy Childsによる素晴らし過ぎるLaura Nyroトリビュート。

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"Map to the Treasure: Reimagining Laura Nyro" Billy Childs (Sony Masterworks)

ピアニスト,Billy Childsが今は亡きLaura Nyroの曲を現在の時間軸で再構築した本作は,適材適所のミュージシャンの配置だけでなく,素晴らしいアレンジメントも楽しめる傑作トリビュート作である。

Laura Nyroはシンガーとしてよりも先に,作曲家として評価された人であったが,彼女が亡くなってからもう17年以上の時間が経過しても,彼女が残した曲が現代においても極めて魅力的なものであり続けていることを,本作は雄弁に実証したものだと言える。今聞いても古臭さなど皆無である。それが何よりも素晴らしいが,ここでは曲本来の魅力に加えて,Billy ChildsのLaura Nyroへのリスペクトに満ちた対応,Larry Kleinによる絶妙なプロデュース,そして参加ミュージシャンによる最高と言える演奏,歌唱に支えられていることは強調しておかなければならない。

私が感心してしまったのは,こうしたトリビュート作にありがちなとっ散らかった印象がなく,作品として一本筋が通っていることである。優れたオムニバス映画を見るかのような趣と言うか,多数の登場人物により物語を精妙に作り上げた「トラフィック」や「ナッシュビル」のような映画に通じると言えるかもしれない。そこに通奏低音のように流れているのが,私はBilly ChildsのLaura Nyroの音楽を愛する心だとさえ思ってしまった。

私はLaura Nyroのファンでもあるが,本作は彼女の業績を改めて振り返りたくなるに十分な作品である。世の中,ミュージシャンへのトリビュート・アルバムは多々あれど,その中でも私が聞いた中では最高の出来と言いたくなる作品である。これはまさに奥深くも奥ゆかしい感動的な音楽の捧げ物である。"Reimagining"の看板に偽りなし。見事なイマジネーションに対し、星★★★★★。どこから聞いても楽しめるってのがさらに素晴らしい。いやぁ,これはいいわ。

Personnel: Billy Childs(p, key), Renee Fleming(vo), Yo-Yo Ma(cello), Becca Stevens(vo), Lisa Fischer(vo), Esperanza Spalding(vo), Wayne Shorter(ss), Rickie Lee Jones(vo), Chris Potter(ts), Ledisi(vo), Susan Tedeschi(vo), Steve Wilson(as), Shawn Colvin(vo), Chris Botti(tp), Dianne Reeves(vo), Alison Krauss(vo), Dan Tyminski(vo), Jerry Douglas(dobro), Dean Parks(g), Carol Robbins(harp), Scott Colley(b), Carlitos del Puerto(b), Brian Blade(ds), Vinnie Colaiuta(ds), Jay Bellerose(perc), Mark Robertson(vln), Jen Choi Fischer(vln), Alyssa Park(vln), Luke Maurer(vla), Vanessa Freebairn-Smiith(cello)

2014年11月17日 (月)

Antonio Loureiroの東京ライブが素晴らしい。マジで最高だ。

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"Live in Tokyo" Antonio Loureiro (NRT)

私はこのブログにAntonio Loureiroのことを書いたことはないはずだ。だが,彼のアルバムはダウンロード音源やら,CDやらでひそかに聞いてきた。この人,非常にいい曲を書く人で,コンテンポラリーなブラジル音楽を語る上で,かなり重要な人だと思っている。だが,このアルバムが録音された際の来日情報なんて全くフォローできていなかったのだから,その認識も怪しいものである。

このアルバムもリリースされていることは承知していながら,注文もしていなかったのだが,ブログのお知り合いのkenさんが取り上げられていて,おぉっ,そうだ,買わねばということで慌てて発注したものだが,これがまたなんともしびれる出来である。曲の良さはもちろん,日本人のバックとの共演ぶりも素晴らしく,急造セッションとは思えぬクォリティの高さである。そして何よりもAntonio Loureiroの魅力的なヴォイスに酔わされる。あまりにも心地よい響きである。ある意味,これは私にとってブラジル男性歌手の理想のようなものにさえ感じさせるのだ。

心地よいと言ってもイージー・リスニングという意味ではない。どこを切っても魅力的な声,ピアノ,そして曲である。こういう演奏は,プレイバックの無限ループ化を生む。こういう音楽はなかなか出会うことが難しいと思えるほどだ。同じような経験をしたのは同じブラジルのPaula Santoro以来ではないか。Paula Santoroよりはずっとウェットかつ激しい感覚があるが,私の音楽的嗜好にぴったり。まさに私にジャスト・フィットなのである。返す返すもこのライブの場にいなかった自分の不明を恨みたくなるそんな一枚。喜んで星★★★★★としてしまおう。

私はブラジル音楽は概して女性歌手志向が強いと思うが,女性に限らず,ちゃんとフォローすべき人はちゃんとフォローせねばと改めて痛感させられた一枚である。

Recorded Live at WWW, Tokyo on August 29, 2013

Antonio Loureiro(p,vo), 芳垣安洋(ds), 鈴木正人(b), 佐藤芳明(accord)

«ホリデイ・シーズン到来!? Paolo Fresuのホリデイ・ミュージックなのだが...。

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